JR東日本、世界最速芸術鑑賞列車「GENBI SHINKANSEN」を4月29日運行開始

「GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の外観デザイン

　JR東日本（東日本旅客鉄道）は2月18日、現代美術の鑑賞とカフェが楽しめる「GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」を上越新幹線 新潟駅～越後湯沢駅間で4月29日より土日休日を中心に運行を開始すると発表した。

「GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の運行日

　運行ダイヤは「臨時列車とき」として、同区間を3往復する。11号車は指定席として一般販売を行なうが、12号車～16号車は旅行商品での販売（13号車はカフェスペース）となり、自由席は設定されない。（7月以降は12号車～16号車は自由席として設定）一般販売のきっぷは3月29日発売。びゅう旅行商品は3月1日14時発売となる。

「GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の編成図

　びゅう旅行商品は、乗車券と特急券、オリジナルグッズ（スプーン・フォークセット）をセットにし、価格は越後湯沢駅～長岡駅間で4200円～4600円、越後湯沢駅～新潟駅間は5400円～5900円。

　13号車のカフェスペースでは、菓子研究家のいがらしろみ氏監修による「十日町すこやかファクトリー」で製造した「魚沼産米粉のバニラケーキ」「佐渡バターフィナンシェ」「佐渡クリームチーズのレモンケーキ」といったスイーツや、「ツバメコーヒー」によるコーヒー、カフェラテの提供を予定している。また、アルコールの提供もある。

13号車のカフェスペースで提供されるメニュー