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JR西日本、10月3日より227系を可部線で運行開始

2015年9月11日 発表

2015年3月14日のダイヤ改正から広島地区に投入した227系「Red Wing」

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は9月11日、2015年3月14日のダイヤ改正から広島地区に投入した227系「Red Wing」を10月3日と12月12日に増備すると発表した。山陽本線 糸崎駅~由宇駅間、呉線 三原駅~海田市駅間へは列車本数の追加、可部線 広島駅~可部駅間では初めて運行を開始する。

227系の運行本数と運転割合

 12月12日以降の227系の運転本数は、7月4日以降の追加投入と比べて、山陽本線 糸崎駅~広島駅間は28本から64本へ、同 広島駅~岩国駅間は47本から86本、呉線 三原駅~安浦駅間は13本から16本、同 広駅~海田市駅間は60本から78本となる。これにより、呉線 広駅~海田市駅間は約6割が227系での運用となる。なお、可部線 広島駅~可部駅間は、10月3日より10本を227系で運行する予定。

 227系は115系電車の置き換えとして、2014年6月19日に3両編成を64本、2両編成を42本が導入されると発表された。ステンレス製車体で最高時速は110km、先頭車前面の左右には「先頭車間転落防止ホロ」を設置するなど安全対策と省エネルギー化、バリアフリー対策を充実させた車両。

(編集部:柴田 進)