ニュース

沖縄の美ら海が今年も銀座に。ソニービルの「48th Sony Aquarium」

9月6日まで開催

2015年7月24日~9月6日 開催

沖縄の海をテーマにした水量14トンの大水槽

 ソニーは、銀座ソニービル(東京都中央区銀座)にて、毎年恒例のアクアリウム「48th Sony Aquarium」を9月6日まで開催している。

 本イベントでは、銀座ソニービルの屋外イベントスペース「ソニースクエア」に、「沖縄美ら海水族館」の監修のもと、沖縄の海をテーマにした水量14トンの大水槽を設置。「オオテンジクザメ」や「ニセゴイシウツボ」など20種800匹の魚たちが泳ぐ様子を楽しめる。

ユーモラスな表情で全長1mの「ニセゴイシウツボ」
泳いでいる魚の中で大型でひときわ目を惹く「オオテンジクザメ」
20種800匹の魚たちが泳ぐ

 8階の「コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)」では、ソニーのデジタル一眼カメラ「α7S」で撮影した等身大のジンベエザメや、アクションカム「FDR-X1000V」をジンベエザメに取り付けて撮影した4K映像などを大画面とハイレゾリューション・オーディオ音源で鑑賞できる。

ジンベエザメにアクションカム「FDR-X1000V」を取り付けた
ジンベエザメ視点の映像
「α7S」で撮影した沖縄の海の映像

 他にも同ビル内では、熱帯魚の水槽や、ジンベイザメのあごの骨の標本と記念撮影ができるブースなども設置されている。また、毎週土・日には、沖縄美ら海水族館の飼育員が海の生物の特徴や生態について解説する「沖縄美ら海水族館 出張授業」も開催される。館内にある2つの飲食店では、「沖縄フードフェス」として沖縄の食材を使用したメニューや沖縄の郷土料理、地ビールなどを期間限定で提供している。

ビル内に設置された熱帯魚の水槽
ジンベイザメのあごの骨の標本と記念撮影ができるブース

 さらに8月31日まで、小学生とその保護者向けにワークショップ「ペットボトルと牛乳パックでつくるヘッドホン」を毎日2回開催しており、身近な材料を使って本当に音が聞けるヘッドホンを作る体験ができる。

ワークショップ「ペットボトルと牛乳パックでつくるヘッドホン」
牛乳パックとペットボトルでできたヘッドホン
材料や工具などはあらかじめ用意されている
水槽をデジタルカメラで撮影できるテストショットコーナー
旅行券などが当たるスタンプラリーも実施

 7月24日に開催された水槽の除幕式では、ソニー企業 代表取締役社長 菅原健一氏や沖縄美ら海水族館 館長 宮原弘和氏、沖縄県 副知事 安慶田光男氏、2015ミス沖縄クリーングリーングレイシャス 阿波根あずささん、日本トランスオーシャン航空 客室乗務員 高江洲かの子さん、沖縄観光親善使節 花笠マハエちゃんが出席し、水槽のアンベールが行なわれた。また、同ビルを訪れた先着500名に沖縄の蘭の切り花がプレゼントされた。

関係者一同で水槽をアンベール
阿波根あずささんと高江洲かの子さんにより、訪れた人に沖縄の蘭の切り花をプレゼント
ソニー企業株式会社 代表取締役社長 菅原健一氏

 冒頭で挨拶したソニー企業 代表取締役社長 菅原健一氏は「今年もこの時期に48回目となるSony Aquariumを開催できた事を大変喜ばしく思っております。ご覧のように大水槽をはじめ、ソニービルの中に1000匹からの海の生き物を沢山集めて銀座の街に来るみなさんに楽しんで頂こうというものです。親子で楽しめるイベントやスタンプラリーなど、様々な形でお魚とふれあって頂く場を設けました。ぜひこの銀座で沖縄の海を体験して頂ければと思います。

ソニー アクションカム「FDR-X1000V」を掲げる菅原氏

 例年、魚の展示とともに8階の“OPUS(オーパス)”では、映像を披露していますが、今年は沖縄美ら海水族館のジンベエザメと沖縄の海の生き物をフィーチャーした映像を楽しめます。映像の目玉はアクションカム『FDR-X1000V』をジンベエザメに装着し、ジンベエザメの目から見える景色です。またデジタルカメラ「α7S」を使って、従来にはないほど海の生き物に近づいた映像やハイレゾの音声でお届けするという、没入感のあるコンテンツをお届けいたします。家族皆さんで楽しめるイベントですので、1度とは言わずに何度も足を運んで楽しんで頂ければと思います」と述べた。

沖縄美ら海水族館 館長 宮原弘和氏

 次に挨拶した沖縄美ら海水族館 館長 宮原弘和氏は「台風の影響で一部到着が遅れている魚も居ますが、みなさんに沖縄の美ら海の魅力を十分に届けたいと思います。このSony Aquariumは“沖縄の美ら海の生き物たちとの出会い”ということですっかり定着した感があります。今年も1000匹あまりの魚を展示しています。それぞれの魚の色や形の違いに触れて、多くの不思議に出会って頂ければと思います。今年は美ら海水族館のスタッフが毎週土日にやってきて、出張授業を行ないます。今年のテーマは“まだまだ知られていないサメの謎に迫る”という内容ですので、多くの方々に参加して頂いて、海の生き物の理解を深めて頂けばと思います。例年になく台風が多い夏ではありますが、沖縄の青い海と白い砂浜へぜひ遊びに来てください」と述べた。

2015ミス沖縄クリーングリーングレイシャス 阿波根あずささん

 また、2015ミス沖縄クリーングリーングレイシャス 阿波根あずささんは花笠マハエちゃんと一緒に「沖縄の海は美しいだけではありません。色々な楽しみ方があります。昼はダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツはもちろん、夕方はサンセットを見ながら過ごし、夜は星空の下で波の音を楽しむことができます。本日はこの大都会で沖縄の海を感じて頂ければと思います。2015年は初めて外国人案内所も設置しております」と沖縄の魅力をアピール。

日本トランスオーシャン航空 客室乗務員 高江洲かの子さん

 日本トランスオーシャン航空 客室乗務員 高江洲かの子さんも「私ども日本トランスオーシャン航空は、沖縄本島の離島、また本土を結ぶ、沖縄の架け橋を担っております。日本トランスオーシャン航空の機内ではかりゆしウエアを着用しております。また、機内では沖縄の民謡BGMなど沖縄らしさを前面に演出しております。皆様、ぜひこの夏は沖縄に足をお運びになってはいかがでしょうか?」とアピールした。

除幕式に出席した、右から2015ミス沖縄クリーングリーングレイシャス 阿波根あずささん、株式会社荏原製作所 総務室 広報・宣伝グループ長 豊島清丘氏、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 常務理事 譜久山健氏、沖縄県 副知事 安慶田光男氏、沖縄美ら海水族館 館長 宮原弘和氏、ソニー企業 代表取締役社長 菅原健一氏、ソニーマーケティング株式会社 カスタマーマーケティング本部 ショールーム&ストア運営部 統括部長 高橋伸氏、日本トランスオーシャン航空 客室乗務員 高江洲かの子さん、沖縄観光親善使節 花笠マハエちゃん。
銀座ソニービルは東京メトロ銀座駅や日比谷駅、JR東日本 有楽町駅が最寄り

 大水槽は正面から眺めるのもいいが、裏側に回って町の中を魚が泳いでいるようなシーンを見るのも面白い。銀座ソニービルは東京メトロ銀座駅や日比谷駅、JR東日本 有楽町駅が最寄りと交通の便が良い場所にあるので、買い物や行楽のついでに涼を求めて立ち寄ってみてはどうだろうか?

(編集部:柴田 進)