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ANA、成田~ホノルル線を1日2便へ増便。初便がフラダンスに見送られてハワイへ出発

ANAは7月17日より成田~ホノルル線を1日2便に増便。7月17日に出発式が行なわれた

 ANA(全日本空輸)は、7月17日より成田~ホノルル線を1日2便に増便した。新設されたのは、成田20時35分発~ホノルル9時10分着の「NH184便」とホノルル11時40分発~成田14時55分+翌日の「NH183便」。これにより、既存の成田21時35分発~ホノルル9時55分着の「NH182便」とホノルル12時45分発~成田16時15分+翌日の「NH181便」と合わせて2往復となる。

 初便の出発となる7月17日には、成田空港第1ターミナル51番搭乗口にて、オープニングセレモニーが開催された。セレモニーでは、全日本空輸 執行役員成田空港支店長 南日隆男氏が挨拶したほか、日本フラダンス協会によるフラダンスの披露とウクレレの演奏、増便記念のパネル前で乗客とCA(客室乗務員)たちとのチェキによる記念撮影などが行なわれた。また、初便の乗客たちには、ANAロゴ入りのビーチサンダルやビーチボールなどの記念品が贈呈された。初便の乗客は219名(うち幼児5名)と満席。関東地区の学校が1学期の終業式を迎えた金曜日ということもあり、小学生ぐらいの子供を連れた親子連れの姿も多く見られた。

日本フラダンス協会によるフラダンスの披露
ウクレレの演奏
乗客たちが51番搭乗口から次々と乗り込む
乗客達には記念品が手渡された
記念品として贈呈されたサンダルやビーチボールは、就航記念ロゴの入ったバッグに入れられて手渡された
全日本空輸株式会社 執行役員成田空港支店長 南日隆男氏

 冒頭で挨拶した全日本空輸 執行役員成田空港支店長 南日隆男氏は「成田~ホノルル線が就航して17年目になります。この路線は非常に人気が高く多くのお客様にご利用頂いております。今日からは1日2便の運航となりました。ANAは今年は“成田の年”と位置づけておりまして、成田空港からの路線を大きく拡大させて頂いております。8月にはバンコク線を増便、新規路線といたしまして、6月にヒューストン線、9月にはクアラルンプール線、10月にはベルギーのブリュッセル線を就航いたします。これもひとえに皆様にANAを支えて頂いた賜です。そしてANAは来年3月3日に国際線の定期便進出30周年を迎えます。これからも安全運航に務めグループ一丸となって取り組んで参ります」と述べた。

 本便に使用された機材はボーイング 767-300ER型機(登録記号:JA617A)。客席構成はビジネスクラス35席、エコノミークラス179席。定刻通り20時35分に出発した。

機材はボーイング 767-300ER型機(登録記号:JA617A)
CAたちがお見送り
有志で参加した50名の職員たちが出発を見送った
お見送りに参加した日本フラダンス協会のフラダンサーとウクレレ奏者、ANAのCA
(編集部:柴田 進)