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立山黒部アルペンルート、室堂・雪の大谷までの除雪情報を毎週火曜に配信。全線開通は4月15日
2025年3月13日 17:00
- 2025年3月13日 発表
立山黒部貫光は、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」において、室堂~雪の大谷の除雪情報を毎週火曜10時に公式WebサイトやSNSで配信する。
富山県の立山駅から長野県の扇沢間はケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継いで移動することができる。2025年度の営業期間は4月15日~11月30日(予定)。
4月15日の全線開通に向けて立山高原バス道路の除雪を進めており、バスが走行する立山有料道路の除雪は、立山の麓にある藤橋周辺から室堂まで総延長31.3kmにわたり実施。今年は2月11日に除雪作業を開始し、3月10日時点で七曲付近まで一車線の除雪が完了している。
また、今年は積雪量が標高2450mの室堂で740cm(昨年同時期710cm)を記録するなど全体的に積雪量が多いため、昨年の雪の壁の最高地点の高さ14mを上回ることが期待される。
室堂ターミナルから徒歩15分圏内の「みくりが池」は北アルプスで最も美しい火山湖と言われ、湖面に雄大な山々が映る美しい景色が人気。4月ごろは雪に覆われているが、夏にかけて雪解けが進み7月には湖面が現われ始める。また、池周辺にはハイマツが群生しているため、ライチョウに出会える可能性の高いスポットでもある。