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世界最大「無印良品 イオンモール橿原」3月1日開業。大型商品も揃え、ブックカフェなど併設

2025年3月1日 開業

世界最大店舗「無印良品 イオンモール橿原」が3月1日開業

 良品計画は、世界最大となる大型店「無印良品 イオンモール橿原」(奈良県橿原市新堂町241-1 イオンモール橿原ウエスト・ビレッジ)を3月1日に開業する。

「自然・循環・文化」をテーマにした店舗で、売り場面積は8201m2。衣食住の商品を暮らしのシーンごとに分けて陳列し、色違い・型違い・サイズ違いの大型商品も一覧で実物を揃えることで、店舗全体をひとつのカタログのように構成している。

 リユース品やわけあり品を販売する「ReMUJI」、ブックカフェ「本と喫茶」、地域の集いの場やイベント会場にもなる「Open MUJI」など、9つのゾーンを展開する。

世界最大の売り場面積に暮らしのシーンごとに分けた商品を展開

ReMUJI

 無印良品の製品を回収し、まだ使える衣料品や生活雑貨をリユース販売するブース。衣料品は洗い直しや染め直し、つなぎ合わせなどで新たな形に生まれ変わらせる。また、検品工程で見つかった汚れやキズがあるものの使用上問題のない商品をわけあり品として販売する。

 ほかにも古家具や約2万冊の古本も店頭で取り扱い、回収品や古家具も店内工房で専任スタッフがリペアやメンテナンスを行なう。次の誰かの暮らしにつながるような資源循環を目指す。

資源回収
リユース品販売
わけあり品販売
古家具販売
古本販売
リペア・メンテナンスを施す

本と喫茶

 日本出版販売が運営する「橿原書店」と無印良品のレストラン・カフェ「Café&Meal MUJI」を融合させた、無印良品初のブックカフェで、約10万冊の本と地域の食材を使った食事が楽しめる。

 購入前の本をゆっくりと試し読みできるほか、レジは無印良品と共通のためほかの買い物とまとめて会計できる。また「未来に贈りたい本100冊」「まちの本棚」「あしなが本屋さん」などの企画を実施する。

 さらに、奈良の伝統工芸品や特産品、奈良ゆかりのクリエイターの作品や吉野木材を使った玩具などを展開。地域での取り扱いが少なくなってきているという土産物「はにわ」も取り扱う。

 カフェでは深煎りのコクが特長でミルクにも合うオリジナルコーヒー「奈良ブレンド」のほか、「アフォガードプリン」などのデザートや奈良県産のお茶を使ったドリンクなどを用意する。

無印良品初のブックカフェ
「未来に贈りたい本100冊」「まちの本棚」「あしなが本屋さん」など、奈良や橿原の文化を伝える企画や展示を実施
伝統工芸品などの販売
オリジナルコーヒーやデザートなどを用意

集いの場「Open MUJI」

 自然光が差し込む天窓の下に造られた店内中央ゾーンに、約1万冊の絵本や児童書を用意。吉野杉で作られたぬくもりのある空間で、子供をはじめ誰もが自由に過ごすことができる。

 店内ではOpen MUJIを中心として、吉野杉の展示や生産者が対面で野菜・果物を販売する「つながる市」、掘り出し物が見つかる「蚤の市」などのイベントも開催する。

地元の吉野杉で作られた集いの場「Open MUJI」
「Open MUJI」を中心とした店内で行なわれるイベント
店舗概要