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国内旅行の費用は1人あたり平均6万600円。現地消費額は18~29歳男性が一番高い傾向に
「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2024」
2024年7月17日 14:04
- 2024年7月17日 発表
リクルートの「じゃらんリサーチセンター」は、全国1万5520人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2024」を実施した。
若年層は旅行する人の割合が多いが、年間の旅行回数は60代男性が最多
2023年度に国内宿泊旅行をした18~79歳の人は49.5%で、年間平均旅行回数は2.8回、平均宿泊数は1.74泊となった。
性・年代別に見ると、旅行実施率は18~29歳女性が63.6%、30代女性が57.1%、18~29歳男性が55.7%と若年性が高いが、年間平均旅行回数では60代男性が3.23回と最も多い。
延べ宿泊旅行者数で見ると18~29歳の男女がボリュームゾーンだが、宿泊数で見ると18~29歳男女に加えて60代・70代男性も多い。
全体では「夫婦2人での旅行」が多いなか、男性は「ひとり旅」も多い傾向
旅行の同行者で最も割合が高いのは「夫婦2人での旅行」で24.9%、次に「ひとり旅」で15.9%だった。18~29歳男性では「ひとり旅」が最も多く24.9%、同年代女性では「友人との旅行」が多く、24.5%。年代が上がり、30~40代の家族世代になると親子旅行を占める割合が30%以上と高くなる。また、男性は40~50代で「ひとり旅」も多くなる傾向。
1回の旅行費用は大人1人あたり平均6万600円、個人旅行は1万8500円
旅行にかかった費用の総額は推計で7兆9172億円、そのうち7兆229億円を個人旅行が占め、総額のうち42.7%を現地消費が占める。
1回の旅行費用は、大人1人あたり平均でパック旅行では7万9500円、個人旅行では5万8800円で、平均6万600円となった。
1回の旅行費用が最も高いのは70代女性などシニア層。現地消費は若年層男性が多い
1回の旅行費を性・年代別に見ると、総額が最も高いのは70代女性の6万7900円で、60代女性、70代男性などシニア層が目立つ。
個人旅行における宿泊費だけを見ても、60代以上はいずれも2万円を超えるが、18~29歳の若年層は男女ともに1万5000円台。しかし、現地消費は18~29歳の男性が3万1300円と突出して高くなっている。
調査概要
調査方法: Webアンケート
調査期間: 2024年4月1日~29日
回答者: 「マクロミル」の登録モニター 1万5520人
年齢: 18~79歳の男女




















