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ミシュランガイドのホテル・旅館版「ミシュランキー」発表。3つ星にあたる3キーは「強羅花壇」「ブルガリホテル東京」など6軒
2024年7月4日 12:00
- 2024年7月4日 発表
日本ミシュランタイヤは7月4日、同社の調査員が選んだ飲食店・レストランを紹介する「ミシュランガイド」のホテル・旅館版にあたる「ミシュランキー」を発表した。初年度は108軒の施設を認定している。
ミシュランガイドでも宿泊施設の紹介は行なっており、そのホテルセレクションには世界6000軒以上を掲載しているが、ミシュランキーはそのなかから「さらに素晴らしいホテルを認定する」取り組みで、ミシュランガイドにおける「星」に相当する「キー」(鍵のマーク)で3段階の評価を行なう。
ミシュランはフランス、アメリカ、スペイン、イタリアの各国で4月からミシュランキーの発表を行なっているが、今回アジア初のミシュランキーでは国内243軒を掲載、うち最上位の3キーを6軒、2キーを17軒、1キーを85軒(計108軒)認定している。
ミシュランガイド・インターナショナル・ディレクターのグウェンダル・プレネック氏は、3段階の評価について「1キーは特別な滞在、2キーは素晴らしい滞在、3キーは最上級の滞在を意味する。セレクションの作成には4年かけており、すべてエージェントが実際に滞在し、さまざまな角度からホテル体験を評価している。アメニティのチェックリストではなく、利用者がなにを体験するか、滞在で満足できるか、思い出を作ることができるかを大切にしている」と説明する。
セレクションの評価軸は5つあり、第1にその土地ならではの体験ができるかを含む「ホテル自体が目的地になり得るか」。第2に「建築と内装デザインが素晴らしいか」、第3に「施設の個性や特徴を反映した独自性があるか」。
そして4つ目は「サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いているか」、5つ目は価格に見合った体感ができるかを図る「本物であるか」。
今回発表した最上位の3キーは以下の6軒。