ニュース

JAL、A350-900を国際線にも投入。787-9やA321neo含め42の新型機を導入決定

2024年3月21日 発表

JALが2021~2025年度の中期経営計画ローリングプラン2024を発表。写真は概要を説明する日本航空株式会社 代表取締役社長 グループCEO 赤坂祐二氏

 JALは3月21日、2021~2025年度の中期経営計画ローリングプラン2024を発表した。

 5か年計画の終盤2年の経営指針を示すもので、コロナ禍を経て2023年度はコロナ前の利益を達成できる見込みとのことから、EBIT(利払前税引前利益)を1300億円から1400億円に上方修正し、同じく2024年度は1700億円、2025年度は2000億円(従来目標は1850億円以上)へと引き上げている。

 現在の中期経営計画では非航空領域の事業拡大を推し進めているが、2023年度の1400億円のうち、マイル・ライフ・インフラ領域は340億円を達成する見込みで、日常生活でマイルを貯める機会の創出増や新たな特典の開発、コマース事業の取扱額拡大などによって、2024年度は440億円、2025年度は500億円規模を狙う。

 国際線では、1月から投入の始まった国際線のフラグシップ機エアバス A350-1000を2025年末までに11機導入するほか、A350-900型機を国際線にも導入していくという。

 同日発表したリリースでは、A350-900型機を新たに21機(うち国際線に20機投入)、ボーイング 787-9型機を新たに10機(すべて国際線に投入)、それぞれ導入することを明らかにしており、成長の見込まれる北米・アジア・インドを中心に機材の大型化と増機を実施していく。

 一方国内線では、ボーイング 767型機の更新機材として、11機のエアバス A321neo型機を同社として初めて導入を決めた。2028年から順次導入を進め、主に羽田発着路線で活用していく。

 なお、1月の事故で全損したA350-900型機(13号機)については、同型機を2025年度下期に投入する。

 このほか、国内線ボーイング 737-800型機についてはすでに2026年から737-8型機(21機)へ更新していくことが決まっており、整理すると以下のようになる。

JALの機材計画(2024年度~2030年度)

国際線

A350-900: 20機(2027年度~)
A350-1000: 11機(~2025年度)
787-9: 10機(2027年度~)

国内線

A321neo: 11機(2028年度~)
737-8: 21機(2026年度~)
A350-900: 1機(2025年度)

利益目標を上方修正
20機のA350-900を国際線に投入
日本航空株式会社 取締役専務 経営企画本部長 グループCFO 斎藤祐二氏
日本航空株式会社 代表取締役専務 カスタマー・エクスペリエンス本部長 グループCCO 鳥取三津子氏