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東海道新幹線、今日からドリップコーヒー&アイスクリームは“乗車前購入”で! のぞみ停車全6駅ホームに自販機設置

“ほどよくカタイアイス”を楽しめるように

2023年11月1日 販売開始

東海道新幹線のぞみ停車駅にコーヒー・アイスクリームの自販機が設置完了。いよいよ本格稼働スタート!

 JR東海は、東海道新幹線の車内ワゴン販売終了に伴い、コーヒー・アイスクリーム自動販売機を「のぞみ」が停車するすべての駅(東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪)のホーム上に設置。準備の整った機種から順次販売を始めており、本日11月1日に本格稼働をスタートする。

 商品ラインアップは、車内ワゴン販売でニーズの高かったドリップコーヒーに加え、アイスコーヒーやカフェラテ、カプチーノ、紅茶など、車内販売では提供が難しかった多彩なドリンク全13種類を取りそろえる(全51台)。

 また“シンカンセンスゴイカタイアイス”でおなじみの「スジャータアイスクリーム」は定番バニラのほか、東海道新幹線限定フレーバーや季節限定フレーバーを用意(全23台)。さらにサーティワンアイスクリームも自動販売機で取り扱う(全24台)。

新幹線アイスクリーム自動販売機(スジャータ ICE CREAM)

 バニラのほか、東海道新幹線限定フレーバーの「ベルギーチョコレート」と「いちごアイス 静岡県産紅ほっぺ」が仲間入り。スプーンは自販機の商品取り出し口に設置している。内容量は120mL。

・バニラ(340円)
・抹茶(370円)
・ストロベリー クッキー入り(380円)
・ベルギーチョコレート(400円)
・いちごアイス 静岡県産紅ほっぺ(370円)
・モカ(370円)
など

 ちなみに“スゴイカタイ”と表現されるほどアイスクリームがカチカチなのは、車内販売ではドライアイスを使用して冷却しているのが一因。

 一方自販機では温度設定をコントロールできるため、ほどよくカタイ状態で提供されるという。溶け具合の好みや気温・室温によっては買ってすぐ楽しめる。

新幹線アイスクリーム自動販売機(スジャータ ICE CREAM)。スプーンは商品取り出し口にある
スジャータ ICE CREAM バニラ
スジャータ ICE CREAM いちごアイス 静岡県産紅ほっぺ

新幹線アイスクリーム自動販売機(サーティワンアイスクリーム)

 国内にある「サーティワンアイスクリーム」自動販売機のなかで新大阪駅ホームに設置している機種が売上1位であるという需要の高さを受け、台数を大幅に増やす。人気の「ポッピングシャワー」など常時7種類ほどを販売する。内容量は125mL。

・ポッピングシャワー(350円)
・チョップドチョコレート(350円)
・ベリーベリーストロベリー(350円)
・コットンキャンディ(350円)
・キャラメルリボン(350円)
・オレンジソルベ(350円)
・バニラ(350円)

スジャータ ICE CREAMの隣にあるのが「サーティワンアイスクリーム」の自販機

新幹線コーヒー自動販売機(JR東海×ミル挽き珈琲)

 JR東海と「ミル挽き珈琲」がコラボしたこだわりのトリップコーヒー(ホット)は4種類。

 まず「ドクターイエローブレンド」は高級な希少豆を使用し、心地よい苦味を感じながらもすっきり飲める味わい。「新幹線のぞみブレンド」は口当たり柔らかく、ほんのり苦みを感じられる。「新幹線ひかりブレンド」はほどよい酸味とコクが絶妙で、「新幹線こだまブレンド」はコクと苦みのバランスを楽しめるスタンダードなコーヒーとなっている。

 できあがりまで、およそ95秒のあいだには東海道新幹線の新テーマソング「会いにいこう」が流れる。

・ドクターイエローブレンド(ビッグカップ500円)
・新幹線こだまブレンド(ビッグカップ300円/ジャンボカップ350円)
・新幹線ひかりブレンド(ビッグカップ300円/ジャンボカップ350円)
・新幹線のぞみブレンド(ビッグカップ300円/ジャンボカップ350円)
・ホットカフェラテ(ビッグカップ350円)
・アイスブレンド(ジャンボカップ350円)
・アイスカフェオレ(ジャンボカップ350円)
・紅茶ピーチ/アップル/レモン(ビッグカップ各400円)
など

 紅茶は本格的な味わいのフレーバーティーをイタリアから直輸入。それぞれホットをアイスを選べる。

 なお参考までに、11月1日から開始するグリーン車限定モバイルオーダーの価格はホットコーヒー400円、アイスコーヒー400円。

新幹線コーヒー自動販売機(JR東海×ミル挽き珈琲)。できあがりまで、およそ95秒のあいだには東海道新幹線の新テーマソング「会いにいこう」が流れる