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JAL、ボーイング 777退役機の国際フェリーフライトに乗れる海外ツアーを抽選販売

2023年10月24日~30日 1次募集

2023年11月7日~9日 2次募集

2023年12月12日 出発

JALとジャルパックは退役機材の売却フェリーフライトに搭乗できる海外ツアーを抽選販売する

 JALとジャルパックは、退役機材の売却フェリーフライトに搭乗できる海外ツアーを抽選販売する。

 今回退役するのは、11月中旬に国内線で約21年にわたるJALの営業フライトを終了し、退役するボーイング 777-200ER型機(登録記号:JA703J)。JALが保有するボーイング777-200ER型機としては最後の1機となる。

 国内線に活躍の場を移していたJA703J号機が、同ツアー限定で国際線の営業運航に復帰する。本来はカリフォルニア州まで売却のためにフェリーフライトされるが、今回はラストフライトを片道チャーター営業運航に切り替え、アメリカまでのフライトに「お見送り」搭乗することが可能となる。

 カリフォルニア州の上空を飛行する特別ルートで運航する予定。また、航空機の保管先として有名なビクタービルのサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港の上空ではローパス(低空飛行)を実施し、世界中から集まった航空機が砂漠に眠る姿を上空から眺められる。

 なお現地滞在中も、JAL運航乗務員との懇親ディナーや航空ファン向けの特別観光などを用意している。さらに前回とは異なるポイントとして、サザンカリフォルニア・ロジスティックス空港敷地外近くでJAL機としての最後の飛来する姿となるローパスを地上からも見学する予定。

 コースは3日間・5日間の2種類。料金は、3日間コースの往復エコノミークラス利用の場合、普通席52万9000円、窓際席55万9000円。