なんばパークス、屋上公園「パークスガーデン」を過去最大規模でリニューアル。フリーコンセントがあるワーキングスペースも

なんばパークスの屋上庭園「パークスガーデン」を過去最大規模でリニューアルする

　南海電鉄は、商業施設「なんばパークス」の屋上庭園「パークスガーデン」を、過去最大規模でリニューアルする。9月から工事を開始し、第1期リニューアルを11月上旬頃、第2期リニューアルを来春に完了する予定。

　リニューアルコンセプトは「タッチングネイチャー」。人と自然がより近づき、五感で触れられるような空間を創り上げるため、第1期では4エリアを、第2期では3エリアを刷新する。さらに第2期では、夜の杜の魅力を引き立たせる照明演出が新たに加わる。

　なお、第1期工事に伴い、9月11日～10月26日は2階ガーデン入り口階段から3階階段出口が、9月19日～10月27日は「花水木の広場」が利用停止となる。

第1期でリニューアルする4エリア

2階「緑のエントランスシンボル」

　巨大な緑の丘が、グランドレベルからのガーデンへの入口として来場者を誘う。植物のみずみずしい香りを浴びながら、ジャスミンの生育とともに日々移ろい変わるゲートの姿を楽しめる。

リニューアル竣工時の姿（昼）

リニューアル竣工時の姿（夜）

3階「期待感高まるホワイエ空間」

　マグノリア並木に包まれながらゆったり過ごせるウッドデッキエリアと、新設のフレキシブルカウンターがある広場が一体となったガーデンのロビーのようなホワイエ空間。専属ガーデナーが常駐する「パークスガーデンインフォメーション＆ボタニカルショップ」に隣接したカウンターでは、ガーデンの見どころや楽しみ方を知ることができる。

6階「緑と食のガーデンテラス」

　なんばパークス6階ダイニングゾーンとのつながりを有し、風と日差しを感じながら食事などを楽しめる空間。夜は月明かりと暖かい照明に包まれる大人のラウンジエリアに様変わりする。

7階西側「緑に満ちたワーキングスペース」

　フリーコンセントを備えたワーキングスペース。シングル向けのカウンターと、グループでミーティングにも使えるテーブルゾーンを用意する。植栽は、香り豊かなマグノリアに加え、三大香木に含まれるガーデニア、オスマンサスなどを配植することで、リモートワークや打ち合わせに集中できる空間を目指す。