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「道玄坂通 dogenzaka-dori」開業。施設内を通り抜けて、渋谷の街をドードー巡り“坂の上には違う世界がある”と安田会長

2023年8月24日 開業

渋谷に「道玄坂通 dogenzaka-dori」が誕生し、開通式が行なわれた

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは8月24日、大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」(東京都渋谷区道玄坂2-25-12)を開業した。

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 場所は渋谷駅から徒歩5分、文化村通りと道玄坂小路に面した道玄坂上に立地。地下1階・地上28階からなる高さ約115mの建物には、全12店舗のショップ(1~2階)、オフィスフロア(3~10階)、IHGホテルズ&リゾーツ「ホテルインディゴ東京渋谷」(11~28階)が入居し、4つの出入口から施設内を通り抜けて渋谷の街を行き来(堂々巡り)できる構造となっている。これに由来して、通称は「ドードー」。

 100年に一度と言われる大規模な再開発が進む渋谷エリアにおいて、街が建物で遮断されてしまうのではなく「道玄坂に道(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する」をコンセプトに掲げ、国内外の誘客を見込んだ新たなにぎわい拠点を目指していく。

文化村通りと道玄坂小路に面した4つの出入口が設けられている

 同日、「道玄坂通 dogenzaka-dori」の開通式が執り行なわれ、主催者を代表してパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 創業会長 兼 最高顧問の安田隆夫氏が挨拶。また渋谷区長の長谷川健氏ら5名の来賓が出席し、テープカットに臨んだ。

 ドン・キホーテの安くて質のいい商品を厳選した新業態“ドミセ”をはじめ、飲食からライフスタイルまでバラエティ豊かな店舗を揃えた道玄坂通。これについて安田氏は、「渋谷駅を中心に素晴らしい施設がたくさんありますが、坂の上には坂の上のまた違う世界がある」と魅力をアピール。

 また「こんなにおもしろいもの、美味しいもの、楽しいものがあったのか、と思っていたただけることがインバウンドの新しい未来のはじまり」であり、これから秋のハロウィンや年末年始のイベントなどますます賑わいが見込まれる街で、「区や地元住民の方と連携しつつ、渋谷に遊びに来る多くの人たちと気持ちを一緒にして盛り上げていければ」と今後について語った。

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 創業会長 兼 最高顧問 安田隆夫氏(左)、渋谷区 区長 長谷川健氏(右)
安くて質のいい商品を揃えたおドろき専門店「ドミセ」
日本初進出のシアトルバーガー店「Lil Woody's」
渋谷ブレンドなどこだわりメニューを味わえる「猿田彦珈琲」
イタリア王室御用達のジェラート「Giolitti」
国産野菜の新鮮なサラダボウルを販売する「WithGreen」
朝から夜まで使えるベーカリー&カフェ「THE CITY BAKERY」
ミルクティーやフルーツティーが人気の「ゴンチャ」
ワンハンドで食べられるブリトー専門店「フリホーレス」
洋風惣菜やスイーツを販売する「eashion fun SHIBUYA」。「こしらへ」は姉妹店で、気軽に食べられる稲荷寿司が名物
ジム・カフェ・歯医者を兼ねた「ANDELT」
初心者向けダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」
貴金属やブランド品の買取専門店「買取えもん」
11~28階はホテルインディゴ東京渋谷(エントランスは3階)
3~10階は最新鋭のデザインオフィスフロア
オープニングセレモニーでは道玄坂通の公式マスコット「ドードー」もお披露目
開通式典後、待ちわびた第1号の一般客がさっそく来店。買い物や食事を楽しんだ