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小田急ロマンスカー・SE(3000形)が「機械遺産」認定へ。特別展示や車内見学ツアー実施

2023年8月7日 認定

「ロマンスカー・SE(3000形)」が機械遺産に認定

 小田急電鉄が運営するロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市めぐみ町1-3)は、館内に展示する「ロマンスカー・SE(3000形)」が8月7日に日本機械学会「機械遺産」に認定されることを記念し、同日より特別展示を開催する。

現役当時のロマンスカー

 ロマンスカー・SE(3000形)は新宿~小田原間を60分で結ぶことを目標に日本国有鉄道の鉄道技術研究所と共同開発したもの。当時の最新技術を用いた高性能な車両は、その後のロマンスカーや新幹線0系にも影響を与えたとされ、高く評価された。

展示イメージ

 8月7日~27日には1階ロマンスカーギャラリーにて「機械遺産」認定証をはじめ、設計資料や速度試験に関する資料を展示。また8月14日~17日には「車内見学ガイドツアー」を実施する。学芸員の解説を聞きながら、通常は一般公開していない運転室やSEの車内を見学できる。

運転室イメージ