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キャンプ場や農園・牧場が一体になった「ABURAYAMA FUKUOKA」4月27日誕生。油山市民の森と油山牧場が1つに

キャンプ場はスノーピークが企画運営

2023年4月27日 オープン

キャンプ場や農園・牧場が一体になった「ABURAYAMA FUKUOKA」をオープンする

 JR九州は、油山市民の森と油山牧場を一体化し、「ABURAYAMA FUKUOKA」として4月27日にオープンする。

 油山は、福岡南部に広がり、中心市街地からクルマで30分でアクセスできる。今回、「BACK TO NATURE」をスローガンとし、自然と触れ合いながら食やキャンプ、宿泊施設、アスレチック、建築、アート、オフィス、サウナ、農園を満喫できる施設として生まれ変わる。クリエイティブディレクションを佐藤可士和氏が担当した。

アウトドア体験

Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA Campfield (キャンプ場)

 アウトドアブランド「スノーピーク」が企画運営し、福岡の街並みや夜景を一望できるキャンプフィールド。スマホで予約決済して受付レスでチェックイン・アウトできる。フリーサイト(25サイト)に加え、区画電源オートサイト(25サイト)、ソロキャンプサイト(15サイト)、ドッグランサイト(5サイト)、ドッグランコテージ(2棟)を用意した。

 手ぶらで気軽にキャンプを体験できるよう、レンタルサービスも展開する。4月4日12時から予約を受け付ける

Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA Campfield (キャンプ場)

森のバーベキュー

 市民の森バーベキュー場が、最大約200人が利用できるバーベキュー場として生まれ変わる。自分で道具や食材を持ち込むだけでなく、手ぶらで道具をレンタルしたり、油山の農園で採れた野菜や焼肉店「ヌルボン」の博多和牛バーベキューセットを購入したりできる。

森のバーベキュー

森の農園

 街並みを一望できる広さ約4300m2の農園で、野菜作りや収穫体験を楽しめる。自然環境に配慮し、店で出る生ごみや家畜の糞尿をコンポストとして畑に還し、畑でできた野菜の販売やレストランの食材に活用する。

森の農園

シェア畑

 子供からシニアまで、気軽に手ぶらで自分の畑を持ち、畑づくりを楽しめる貸農園を設けた。再演アドバイザーが野菜の育て方も教えてくれる。

四時農場

 四時は、朝・昼・夕・夜と移ろう4つの時間帯や春夏秋冬を表す言葉で、季節ごとの油山の景色の中で旬な野菜の収穫体験を楽しめる体験型観光農園としてオープンする。自分で採った野菜をその場で調理でき、石窯で焼くピザ作り体験もできる。

乗馬体験

 乗馬体験エリアが、新たにできたキャンプエリアに隣接する場所へ移転する。4歳以上が体験できる。

搾乳体験

 4歳以上の子供から参加でき、牛の乳を直接触ってミルクを出す体験ができる。

動物ふれあい体験

 ふれあい家畜舎では、羊や山羊などに餌を与えることができる。

ショップ・カフェ・レストラン

Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA (アウトドア)

 店内でワークショップやイベントを実施するほか、限定アイテムも用意する。テントの設営講習や修理の受付も行なう予定で、キャンプ道具をレンタルすることもできる。

Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA (アウトドア)

Restaurant Sola (農園併設レストラン)

 フランス・日本でミシュランガイドの星を獲得してきた吉武シェフの新しい試みとなる農園を併設したレストラン。油山の農園で育てた食材を用い、シェフがこれまで経験してきた世界の食文化をよりカジュアルに提供する。

 店舗で出た生ゴミはコンポストとして堆肥にし、併設する農園の肥料として還元して「食の循環」にも取り組む。

スターバックスコーヒー(カフェ)

 油山の自然と融合する地域産材を活用した店舗デザインや、コーヒー豆かすの堆肥化など、自然環境への取り組みも行なう。

CHEESE STAND(チーズ・カフェ)

「街に出来たてのチーズを」をコンセプトに、毎日チーズを手作りしている。保存料などの添加物は不使用で、油山牧場でとれた新鮮なミルクから作る出来たてのチーズを提供。東京外初の店舗となる油山のお店ではチーズ工房も併設し、製造工程も見ることができる。

Restaurant Sola (農園併設レストラン)
CHEESE STAND(チーズ・カフェ)

 これらのほかにも、シェアオフィスやアウトドアショップ、アウトドアパーク、宿泊施設などを順次展開していく。