「ザ・リッツ・カールトン福岡」開業日決定。20室のスイート、国内6軒目で九州初上陸

枯山水の小庭を備える18階のホテルロビー

　積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、「ザ・リッツ・カールトン福岡」（福岡県福岡市中央区大名2-6-50）の開業日を6月21日に決定した。同ブランドは大阪、東京、沖縄、京都、日光に次ぐ国内6軒目で、九州には初上陸となる。

　福岡市で進められている「天神ビッグバン」の一環として建設された「福岡大名ガーデンシティ」内に入居。高さ111m、地上25階建ての1階にホテルエントランスとアライバルロビーを構え、3階にウエディングチャペルと宴会場、18階にホテルのメインロビーを設ける。18階には、会席や鮨、鉄板焼きを提供する日本料理レストランとオールデイダイニングの洋食レストラン、軽食やカクテルが楽しめるザ・ロビーラウンジ＆バー、アフタヌーンティーやテイクアウトメニューが揃うカフェを凝縮させたダイニングエリアを展開する。

　19～23階には、全室50m2以上の147室のゲストルームと20室のスイートを備える。24階には、クラブラウンジとスパ、ジム、プールに加え、博多湾の夜景を見渡すバーを用意する。

　施設内のインテリアデザインは、オーストラリア・メルボルンに拠点を構えるLAYAN Architects＋Designersが手がけた。デザインは国の伝統的工芸品に指定された日本三代織物の1つ「博多織」からインスピレーションを受けており、糸を紡いで「織る」という発想でホテル全体をつなぐストーリーを形成するという。

客室

ホテル1階のアライバルロビー