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年頭訓示:西武ホールディングス 後藤高志社長

2023年1月4日

観光大国に向けての再始動の年
西武グループは「観光大国のフロントランナー」としてリードしていく

株式会社西武ホールディングス
代表取締役社長
後藤高志

 皆さん、あけましておめでとうございます。2023年については、社会経済情勢、あるいは内政、外交、安全保障等、先行き不透明な1年になることが想定されている。あらゆるリスクに対する耐久力「レジリエンス」と持続的な成長「サステナビリティ」を確立するために、以下の3つをスピード感を持って力強く前へ進めていく。

(1)「観光大国のフロントランナー」としてリードしていく。

 コロナは必ず収束する。アフターコロナを見据え、日本は成長戦略の大きな柱である、観光立国、さらには観光大国の道をもう一度力強く、スピード感を持って歩む必要がある。西武グループはそのフロントランナーとして、日本の観光大国をリードしていく。

(2)DX人材の育成。将来に向けての持続的な成長を達成。

 コロナ禍以降、経営改革、デジタル経営、サステナビリティの3つの項目をスピード感を持って進めてきた。経営改革は、アセットライトや損益分岐点比率の引き下げ、さらには、行動変容・価値変容を踏まえた、ニューノーマルに対する対応を進めてきた。デジタル経営においては、今年は日本も世界もさらに勢いが加速することは間違いない。西武グループは、デジタル経営に向けて人材の育成にしっかり取り組む。サステナビリティは、脱炭素や環境保全等、さまざまな課題がさらに浮き彫りになっている中で、しっかりと将来に向けての持続的な成長を達成していく。

(3)「はたらく人を、ほほえむ人へ。」

 西武グループのスローガンである「でかける人を、ほほえむ人へ。」と同時に、「はたらく人を、ほほえむ人へ。」ということをしっかりと確立していく。西武グループで働いている一人ひとりが、今まで以上にほほえみが増すように、組織の風通しを良くして、一人ひとりの働きがいと生きがいを高めていく。そのための投資にもしっかり取り組む。