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東京駅一番街の「東京ギフトパレット」が拡大リニューアル! 注目ブランドや老舗スイーツなど、新8店舗にさっそく行ってきた

2022年11月16日 リニューアルオープン

「東京ギフトパレット」がリニューアル。新エリアと既存エリアに8店舗が加わり、全39店舗に拡大(写真は新エリアにオープンした「アマンド東京」)

 東京ステーション開発は11月16日、東京駅一番街の「東京ギフトパレット」をリニューアルオープンした。2020年8月に全33店舗のラインアップでオープンしたショッピングゾーン。東京駅の東海道新幹線 八重洲北口改札を出てすぐの場所に位置し、手土産にちょうどいいスイーツや東京土産、お弁当などを豊富に揃えている。

 ビジネスユーザーや旅行客はもちろん、旅行気分を自宅で味わう「おうち土産」のニーズも高まっていることから今回新エリアを増設し、既存エリアと合わせて全39店舗に規模を拡大した。本稿ではオープン前日に報道公開された8つの新店舗を紹介する。

東京ギフトパレットMAP

新エリアに3店舗がオープン

 日本橋口と中央口・南口を繋ぐ通路の対面側に新エリアが増設された。ここには「アマンド東京」「PeTit MarBLe(プティマーブル)」「コートクール」の3店舗が新規オープン。開業記念キャンペーンとして先着プレゼントも用意されているので、詳細は各店舗で確認していただきたい。

アマンド東京

 六本木交差点の顔としても知られる老舗洋菓子喫茶「アマンド東京」の新規店舗で、人気商品「ナポレオンパイ」をメインに展開。自慢のカスタードクリームとサクサクのパイによるミルフィーユに、苺と香ばしいアーモンドをトッピングした贅沢な一品はお土産にピッタリ。生菓子の持ち帰りが難しい場合には「ボン・ナポレオン」を。こちらはホワイトチョコクリームをパイでサンドした焼菓子となる。

ナポレオンパイ専門店となるアマンド東京。同店としては久々の新規店舗になるという
看板商品のナポレオンパイ
ナポレオンパイ。1本(3456円)/ハーフ(1814円)/カット(626円)。右はリンゴを使ったナポレオンパイのハーフ(1922円)
ボン・ナポレオン。2個入(540円)/6個入(1296円)/12個入(2592円)の3種類

プティマーブル

 京都で和の素材と洋の味わいを融合したマーブルデニッシュが人気の店「グランマーブル」。「プティマーブル」はその新ブランドとしてオープンした。卵や乳などの動物性食品を使用せず、環境に配慮した食材を使用して焼き上げたデニッシュをはじめ、デニッシュ使ったクランチチョコなどを販売する。

プティマーブル
ショコラや抹茶餡などが練り込まれたデニッシュ
手軽に4種類の味が楽しめるデニッシュのアソート(1026円~)
1枚ずつ個包装のデニッシュ(216円~)も
秋田県にある赤倉栗園の“善兵衛栗”を贅沢に使った「善」(7560円)は数量限定
デニッシュをチョコを絡めてクランチに仕上げた「プティクランチ ショコラ」
プティクランチ ショコラは5個入(648円)と10個入(1296円)を用意

コートクール

 日本初のブラウニー専門店「コートクール」が東京駅にも登場。2種類のクーベルチュールチョコレートをブレンドした「東京ブラウニー」のほか、3種類を使用して水分量が多めになるよう焼き上げることで生チョコのような食感が楽しめる「生ブラウニー」を販売する。東京駅限定「ピスタチオ&ヘーゼルナッツ」もオススメ。

コートクール
東京ブラウニー
東京ブラウニー。6本入(1350円)/10本入(2106円)を販売
東京駅限定となるピスタチオ&ヘーゼルナッツ(648円)
生ブラウニー(390円~)は常時5種類を用意

既存エリアにも5つの新店舗が誕生

茶の環 東京

 広島の老舗茶舗が手掛ける抹茶スイーツ専門店。全国の産地から厳選した抹茶を使い、バターケーキやもみじ饅頭などを作っている。茶舗だからこそ生み出せるこだわりの味わいを楽しめる。

茶の環 東京の1番人気「しっとり仕立ての抹茶満月」(1944円)は、最高級の宇治抹茶「金天閣」をタップリと使用したバターケーキ。奥は「抹茶もみじ饅頭」(8個入1728円など)

Bubby's(バビーズ)

 1990年にニューヨークでオープンしたバビーズ。日本でも東京や横浜でパイやパンケーキ、ハンバーガーを提供するカフェ&レストランを展開している。東京ギフトパレットでは看板商品の「マイルハイアップルパイ」などを販売する。

Bubby'sのショーケースには、マイルハイアップルパイなどさまざまなパイが並ぶ
マイルハイアップルパイ(590円)。大ぶりにカットされたリンゴがごろごろ入り、シナモンがやさしく香る

ムレスナティー

 スリランカ創業の紅茶ブランドで、殺虫剤や農薬を使わず育てた茶葉を伝統製法で仕上げているのが特長。天然香料を使ったフレーバーティも豊富にラインアップしており、150種類余りある全商品のうち、ここには100種類ほどが用意されている。

ムレスナティー
東京限定のフレーバーティも用意
棚には100種類ほどの茶葉が並ぶ

La Boutique TERAKOYA

 東京のフレンチレストラン「TERAKOYA」が手掛けるスイーツ店。素材や製法にこだわるというスイーツのなかでも1番人気は、スペイン産の大粒オリーブとクリームをフランス風ビスキュイでサンドした「オリーブサンド」。東京産ブルーベリーを使った期間限定(12月6日まで)の「クレームブリュレ」にも注目。

La Boutique TERAKOYA
オリーブサンド(2個入594円など)
オリーブサンドなどを詰め合わせたバラエティボックスも各種用意

和スイーツ 和乃果

 山梨に本店を構え、山梨産フルーツにこだわった和スイーツを提供する。使用するのはシャインマスカットや苺、さらには焼き芋など季節に応じた素材。それらを挟む、巻く、押す、包むなどひと手間かけて仕上げている。

和乃果。横のスペースでは果実ロールケーキの実演も行なう
果実バタークリームをサブレで挟んだ果実バターサンド(500円)
フランス産の濃厚ショコラで果物のジュレなどを包んだ果実ショコラ(600円)
フリーズドライの果実をパウダーにして使った干菓子(16個入6400円など)
茉莉果(まりか)は米粉を使った白いジェノワーズと生クリームのロールケーキ。こちらはシャインマスカット(3300円)

新幹線由来の金属を使った装飾類にも注目

 2020年のオープン当時の記事「東京駅八重洲北口に自慢のお土産とスイーツを集めた『東京ギフトパレット』開業。限定商品・できたてのお菓子が楽しめる便利なエリア」でも触れられていたように、東京ギフトパレットでは天井や柱の装飾に東海道新幹線「700系」の車体をリサイクルしたアルミが使われている。

 今回新設されたエリアでは、これに加えて「N700系」の再生アルミも採用となった。ボーキサイトからアルミを作り出すのではなく、この再生アルミを使うことでエネルギー使用量はわずか3%で済むそうだ。

 電気使用量の削減を目標にして新型に生まれ変わってきた新幹線だが、新しい活躍の場でもエネルギー量の削減に役立っているというわけだ。柱などの部材になってしまうと分かりづらいが、それを記したプレートが全部で7枚用意されている。訪れた際はぜひ探してみてほしい。

壁の装飾
のれん状の装飾
天井や柱上部には八重桜をモチーフにしたもの
プレートは3種類で全7枚が貼られている