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お盆期間の国内線運航実績、便数はコロナ前を上回るも座席数は及ばず

2022年9月12日 発表

 航空データ分析の英Ciriumは、お盆期間(8月6日~18日)の日本発着の国内線・国際線の運航実績データを発表した。

 同社の調査によると、期間中の国内線の実運航便数は3万908便でコロナ禍前の2019年同時期の3万828便を上回る結果となった。座席数は4万3590席減だった。最も多く運航されたのは羽田~千歳線で、羽田~福岡線、羽田~沖縄線、羽田~伊丹線、成田~千歳線と続いた。

国内線最多運航ルートランキング

 国際線については、期間中の実運航便数は2380便で、2019年比では21%に留まっている。最も多く運航されたのは成田~インチョン線で、成田~バンコク線、成田~シンガポール線、成田~ロサンゼルス線、関空~インチョン線と続いた。

国際線最多運航ルートランキング

 同社によれば、10月~2023年3月の国内線の座席提供数は引き続き回復傾向が見られ、前年同期比135%増となり、2019年度の水準を上回る見込み。国際線の座席提供数も前年同期比4.6倍となるが、2019年度の6割程度の回復に留まる見込み。

2022年、2021年、2019年のお盆シーズンの全実運航便に関するフライト情報