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六甲高山植物園で絶滅危惧種「ヒゴタイ」開花。8月下旬まで見ごろ

2022月8月17日 発表

六甲高山植物園で絶滅危惧種のヒゴタイが開花した

 六甲山観光が運営する「六甲高山植物園」(兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)で、絶滅危惧種のヒゴタイが見ごろを迎えた。

 ヒゴタイはキク科の多年草で、鮮やかなブルーと手毬型の花が特徴。生育場所である草地の減少により絶滅危惧II類(VU)に分類され、本州で開花するのは稀という。

 海抜865mに位置する六甲高山植物園はその冷涼な気候を生かし、世界の高山植物や山野草など約1500種を栽培している。夏の高原の花畑をイメージしたエリアでは、ヒゴタイと黄色のオミナエシが並んで咲く姿を見せ、爽やかな風に揺れながら涼しげに園内を彩る。ヒゴタイの観賞が楽しめるのは8月下旬ごろまでとのこと。

施設概要

入園料: 大人700円/小人(4歳~小学生)350円
開園期間: 2022年11月23日まで
営業時間: 10時~17時(16時30分受付終了)
駐車料金: 平日500円/土日祝1000円

 なお「六甲高山植物園」がある六甲山上へは現在、六甲ケーブル車両故障のため代替バスを運行している(六甲ケーブル下駅~六甲山上駅間)。上下線ともに始発7時10分~終発20時45分。一部時間帯を除き、毎時0分/30分に発車する。運賃は片道大人600円/小児300円。