ボーカリスト琴音の音楽旅
秋の深大寺散策、神代植物園のバラフェスタに大感動!
2018年10月27日 00:00
私は仕事柄、コンサートやライブなどでお花をいただく機会も多くあります。いただいたお花を花瓶に挿して、自宅で眺めている時間は至福のひとときです。そのなかでも、バラの花が1番好き! 「琴音」という品種のバラもあるんですよ。というわけで、都内で近いのにまだ行ったことのなかった深大寺と神代植物園のバラフェスタに行ってきました。
JR三鷹駅から、小田急バスで神代植物公園前へ。入ってすぐにバラ園? 何もないぞ?と思った場所はつつじ園でした。神代植物公園は、各ブロックごとにさまざまな植物が植えてあり広大な敷地で空が広く気持ちよかったです。
そして、軽食や喫茶を楽しめるお店と売店があり、バラのソフトクリームを発見! これは食べなくては! 少し肌寒かったので、ホットコーヒーも注文しました。豆から挽いて淹れてくれるということで、本格的なお味でした。着いて早々、花より団子(ソフトクリーム)な私です。
そこから、テクテク整備された道を歩くと、さまざまな植物が植えられているエリアを発見。季節によって、咲いている花などが違うので1年中いつ来ても楽しめるなぁと思いました。
そしてバラフェスタ会場に到着! 噴水があり、空が広く抜けていてめちゃくちゃ気持ちいい! フランスのベルサイユ宮殿を思い出しました。いろんな国の美しいバラが、これでもかと咲いています。花の色の美しさは、本当にカメラで撮るのが難しいくらい、なんとも言えない色をしています。「インスタ映え」という言葉がありますが何よりも「映え」るのは花だと思います。カメラを向ける手が止まらない!
美しいバラフェスタを抜けて、巨大な温室へ。さすが温室だけあって日本ではなかなかお目にかかれないめずらしい植物がたくさん! ベゴニアの花がこんなに美しいとは知りませんでした。ゆったりと温室を鑑賞したあとは、ダリアの咲き乱れるエリアへ。
ダリアもこれまた美しいこと! 妖しい魅力があるような? こちらも旬のお花で、たくさんの人が集まっていました。正門の近くではバラの盆栽作品が展示してありました。なかなか発想力豊かな作品ばかりで面白かったです。
植物園の深大寺門から出て、腹ごしらえをしようと思ったら目の前にお蕎麦屋さんが! 深大寺そばを満喫しようとは思っていましたが、こんなにすぐにあるとは思いませんでした。十割蕎麦の看板が目立っていた「玉乃屋」さんへ入ります。
少し肌寒かったけど、蕎麦は真冬以外冷たい派の私は、鴨南蛮を十割蕎麦で注文。蕎麦饅頭もあったので、一緒に頼みました。ツルツルだけど、しっかりコシのある十割蕎麦に鴨入りの熱々のつけ汁がピッタリ! あっという間に平らげて、深大寺に向かうとたくさんのお店が立ち並んでいました。
お蕎麦屋さん、おみやげ屋さん、陶芸体験などあるなかでお煎餅屋さんが気になるぅぅ! ということで、一味せんべいを注文。私の胃袋は宇宙か!? 延々と食べ続けています。
深大寺の山門から境内へ。山門自体も茅葺屋根でとても立派です。まずは本堂にお参りをしました。五大尊池では、コイが元気に跳ねていて、元三大師堂への渡り廊下がとても風情があります。そのすぐ隣には「なんじゃもんじゃの木」が。
そこから少し行くと、国宝 釈迦如来像が祀られている釈迦堂があります。こちらは300円で拝観できます。緑に囲まれた深大寺は、空気が澄んでいて、やはり身も心も清められたような気がしました。参道には有名な「ゲゲゲの鬼太郎茶屋」や休憩するところもたくさんあります。
都内にいながら、自然を楽しめる神代植物公園と深大寺参拝ツアーは秋のお散歩にピッタリでした。でも、意外にも食べてばかりの食い倒れツアーにもなっていたかも? 神代植物公園が本当に素晴らしかったので、またほかのお花の季節にも訪れたいと思いました。芝生広場に寝転んだり、お弁当を食べたりしている人もいたので、そういう利用の仕方もよいですよね。
参道も賑わう深大寺、お蕎麦などのグルメも楽しめて大満足でしたし、冬には甘酒を飲みながらの参拝もよいし、夏になったらかき氷を食べに行きたいと思います。秋のお散歩に、深大寺散策オススメです!