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この夏のディズニーはホテルとの組み合わせがベスト。最新客室とメニューを見てきた! 宿泊すると待ち時間の少ないアトラクション利用券を提供
2022年7月6日 06:00
- 2022年7月1日~8月31日 開催
東京ディズニーリゾートは7月1日から8月31日まで夏のプログラムを実施中。パーク内ではアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」で「スプラッシュ・マウンテン“びしょ濡れMAX”」を初開催。また、夏らしい冷麺やソースをプラスしてスパイシーに味わえる「メイク ア チェンジ(Make a Change)」なども楽しめる。
今回は、真夏のパークをより一層充実させてくれる、押さえておきたい「東京ディズニーランドホテル」の客室をチェック。またホテル併設のレストランで味わえるスペシャルメニュー。そして思い出を自宅に持ち帰るのにぴったりのエコなお土産も紹介する。
ひとやすみにクールダウン、夏のホテル滞在は想像以上に重宝する!?
夏休みのパーク滞在は、水濡れアトラクションを楽しんだり、高気温のなか散策するにはリフレッシュタイムが重要。子供だけでなく、大人ももちろん水分補給やクールダウン、ひとやすみのためにも、パークと客室の移動がスムーズな東京ディズニーリゾート敷地内の「ディズニーホテル」がお勧め。
ちょっとした休憩に、リフレッシュのためのシャワーや着替えもスムーズ。子供のお昼寝にも重宝といいことづくし。もちろんカップルや友人同士でもパーク滞在がより快適に。特に「東京ディズニーランドホテル」は、目の前が東京ディズニーランドなので抜群の立地だ。さらに8月31日まではディズニーホテル宿泊者向けの特典として「アトラクション利用券」を提供。デラックスタイプの東京ディズニーランドホテルならば、1泊につき1人2枚を配布。「ビッグサンダー・マウンテン」「スペース・マウンテン」「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」など人気アトラクションを通常より少ない待ち時間で体験できる。
最大4名まで宿泊できる「スタンダード・スーペリア アルコーヴルーム」(4万7500円~)はレギュラーベッド2台に壁のくぼみを利用したアルコーヴベッド、さらに引き出して使えるトランドルベッドを用意。ファミリーや友人同士での宿泊にぴったり。全室共通だが、浴槽と洗い場が分かれているので、ゆったりと湯船に浸かって遊び疲れた体をほぐすことができる。
続いては「キャラクター・ディズニーティンカーベルルーム」(5万4500円~)へ。こちらは、ディズニー映画「ティンカー・ベル」そのままの世界観が満喫できるのがポイント。妖精たちが暮らす“ピクシー・ホロウ”のように、大きな葉っぱやボタンなどがあり、ティンカーベルサイズで暮らしているような気分に。レギュラーベッド2台にトランドルベッド、アルコーヴベッドを用意。最大4名の宿泊が可能。
「キャラクター・ディズニーふしぎの国のアリスルーム」(5万4500円~)は、ふしぎの国に迷い込んだようなアシンメトリーデザインが特徴。ハートの女王を思わせる赤い薔薇と白い薔薇、そしてたくさんのトランプ兵たち。さらにマッドハッター(いかれ帽子屋)のハット風のランプシェードとお茶会がしたくなるチェアとテーブルなど、映画ファンには最高の空間に仕上がっている。こちらは最大4名まで。
なお、勇気と優しさをテーマにした「『ディズニー・アルティメット・プリンセス・セレブレーション』スペシャルルーム」(6万1000円~)も期間限定で8月31日まで宿泊ができる。こちらは室内での撮影で活用できる小物やクッションなどオリジナルアイテムのプレゼントも。スマホをかざすとキラキラと輝くデコレーションが現われるARコンテンツなど客室で楽しめる仕掛けもいっぱいだ。
ホテル滞在はレストランでの特別な時間もプラス、より一層思い出深い夏に!?
夏のパークで、はしゃいだあとはお腹もすっかり空いているはず。ホテルに戻ってゆったりディナータイムを過ごすのも滞在の1つの楽しみ。ファミリーで訪れたいのは、好みのメニューがビュッフェ形式でたっぷり味わえる「シャーウッドガーデン・レストラン」。9月3日までの期間、「東京ディズニーランドホテル・サニーサマーダイニング ブッフェ」(大人:平日5700円/土日祝6200円、7~12歳:3800円、4~6歳:2800円)を実施している。
暑い日でも、しっかりと食べられる味付けのメニューを豊富に揃えるとともに、夏野菜もふんだんに使用した旬の味わいが体験できるのも◎。ごくごく飲めるひんやりスープ「スイカのガスパチョ バジル風味」に「コールドポークと青パパイヤのサラダ」などの前菜から始まり、「イワシとインゲンのトマトパスタ」に「夏野菜とサラミのピザ」。そしてついつい食べたくなるカレー味「ローストチキン グリーンカリーソース」とスパイシーメニューも揃っている。
デニッシュはトロピカルフルーツをふんだんに使った「マンゴーデニッシュ」「ココナッツソフトブレッド」。デザートは夏ならではのフルーツを主役に「スイカロールケーキ」「メロンショートケーキ」「メロンクリームソーダゼリー」などをラインアップ。
7月1日より提供がスタートした創作料理レストラン「カンナ」の「東京ディズニーランドホテル・サニーサマーダイニング スタイリッシュカンナ」(1万4000円)も、友人や大切な人との滞在でぜひ味わっておきたいディナータイム限定のメニュー。
前菜「軽く炙ったハタと青茄子のセヴィーチェ 大葉ピュレ 柑橘のアクセント」は、昆布締めしたハタに青茄子にフルーツなどが入った和テイストながらも南国感もあるサラダ。大葉ピュレやかぼすソースなどで爽やかな味わいをプラスしている。
続いては、ボリュームたっぷりの「牛テンダーロインのグリル ビーツのラヴィオリ 葡萄山椒香るポワブラードソース」が登場。牛テンダーロインはナイフを入れるとスッと切れる柔らかさ。バターナッツピュレにカルダモンとスパイシーで食欲をそそる黄色のソースと、ポワブラードソースの2種類のソースでどうぞ。
ラストはデザートの「イチジクとメープルのマスカルポーネクリーム ミラベルソルベ」。チョコ細工でモンステラの葉を形作りまるで亜熱帯のジャングルのよう。フィナンシェを土台にプリン、マスカルポーネクリームにいちじくのコンポートと何層も重ねた手の込んだ1品。ソースはバジル&パイナップル。パッションフルーツのソルベも濃厚で◎だった。
なお、ドリンクはセットに付属する「マジカルアートドリンク」をチョイス。アイスカフェラテの上には夏限定アートが描かれたホイップがたっぷり。ゆっくり混ぜて味わおう。
お腹も大満足になったところで、すぐにホテル内の客室に戻れるのもホテル滞在の素晴らしい部分。ぜひホテル客室確保とともに各レストランの予約も忘れずにしておこう。
パークで回収した素材を活用、サスティナブルで毎日使えるグッズに大変身
東京ディズニーリゾートでは、7月21日より「東京ディズニーリゾート・サーキュレーティングスマイル」と題した新製品を発売する。「Circulating Smiles」とは「笑顔の循環」の意味で、パーク使い終わったものを資源として活用し生まれ変わったグッズで笑顔が続くことが込められているそう。
「ペットボトル」「コーヒーの豆かす」のほか、第2弾として秋ごろに「キャストのコスチューム」を使ったアイテム、さらに第3弾はペットボトルをリサイクルしたアイテムも発売予定。その第1弾としてパークで回収したプラスチックボトルをリサイクルし一部原料としたテーブルウェア「マグカップ」(2000円/2600円)、「ボウル」(2000円)が登場する。
開発担当者に話を聞いたところ、「2021年に"LET'S START WHERE WE CAN!"という地球にも人にも優しいリサイクル素材とオーガニックコットンを使用したグッズを展開し、その一歩進んだ取り組みが今回のCirculating Smiles”です。もともとペットボトルのリサイクル率は高いのですが、今回グッズに初採用しました」とのこと。
さらに、パークのレストランで提供するコーヒーの豆かすから抽出した染料で色付けした生地を活用したアパレル製品もラインアップ。「トートバッグ」(3900円/4300円)から「エプロン」(7900円)、「キャップ」(3900円)などにパークのドリンクをデザインし、シックで毎日使えるアイテムに仕上がっている。
コーヒーの豆かすについては東京ディズニーランドの「カフェ・オーリンズ」「センターストリート・コーヒーハウス」をはじめ2パークで合わせて6店舗のものを回収し活用。「新グッズのポイントは、ゲストの皆さんがパークで飲んだお水やコーヒーから出たペットボトルや豆かすが商品として、またパークに戻りゲストに手に取ってもらえるという部分。ご自宅で使うたびにパークでの時間も思い出せますし、取り組みについても関心を持っていただけるとうれしいです。お家や日常使いでもなじみやすいデザインなので、ぜひ!」と話してくれた。
なお、パークでは各レストランでのカトラリーもエコ仕様に変更中。非プラスチック製マドラーや紙ストローの採用。さらに一定量のバイオマス含有または軽量化したプラスチック製品を使い、プラスチック削減を推進している。時代の流れに合わせて進化するパークのグッズやお土産、なにげなく提供される食事時のアイテムにも注目してみてはいかがだろう。
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