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LUUPの電動キックボード初体験! 渋谷~明治神宮前を往復してみた。GWは各所で交通安全講習を開催

2022年4月25日 実施

キャンペーン発表会ではLUUPアンバサダーによるフォトセッションも

 電動キックボードや小型電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスを展開するLuupは、「LUUPでワープ!」キャンペーンを4月25日からスタートしました。

 街が混雑するゴールデンウイークに合わせて、LUUP展開エリア各地で交通安全講習や乗り方ガイダンスを実施します。また今回のキャンペーンにあわせて、全国の駅名標を模したワープルート提案広告が渋谷駅や阪急梅田駅などに掲出されます。先日メディア向けに開催された「交通安全講習&「LUUPでワープ!」キャンペーン発表・体験会」に参加して、実際に電動キックボードの試乗体験をしてきました。

LUUPのポートを「駅」に見立てて、混雑や密を回避する効率的な“ワープルート”を提案する広告の一例
東横線の渋谷駅や中目黒駅、阪急梅田駅などで駅貼り広告掲載がスタートしています

GW期間中に電動キックボードの交通安全講習および乗り方ガイダンスを各地で開催

 発表会ではLuup 代表取締役兼CEOの岡井大輝氏が登壇し“街じゅうを「駅前化」するインフラを作る”ことがLuupの将来的なミッションであると言及。そして電動キックボードのサービス提供が1周年を迎えるにあたり、「安全性の向上」と「利便性の向上」の2点にフォーカスして取り組んできたことを次のように説明しました。

シェアサービス「LUUP」において電動キックボードのサービス提供が一周年を迎えるにあたりあいさつする株式会社Luup 代表取締役兼CEO 岡井大輝氏

 Luupが行なっている安全対策としては、利用前に必ず「免許証を登録」し、「交通ルールテスト満点合格」することの2つ。これはアプリ上で行ない、利用前に義務付けています。また悪質な違反ユーザーは警察との連携のうえアカウント凍結などの厳正な対処をしているとのこと。

 さらに全展開エリア内で安全講習会や主要ポートでの乗り方ガイダンスなどを30回以上実施。そして夜間の視野性向上のため白ベースの車両に変更するなど車両自体のアップデートも9回ほど行なってきたと言います。

LUUPのキックボードはダブルスタンドで自立時の安定性がよいのが特徴
日本では原動機付自転車に該当する電動キックボード(LUUPの場合は小型特殊自動車という区分)。より安全に走行することができるルール整備のための実証実験が進んでいます

 利便性の向上については、展開エリアが東京、横浜、大阪、京都の4エリアに拡大したことが挙げられました。ポートの数も2020年5月のサービス開始時は50か所だったものが現在は1100を超え、渋谷エリアにいたっては大手3社のコンビニ数よりもLUUPのポートの方が多いのだそう。恵比寿ガーデンプレイスや東京スカイツリーなど代表的スポットへのポート設置が次々と進んでいます。

LUUPの公式サイトやアプリで、ポートがどこにあるか確認することができます

 最後に岡井氏は、LUUPが好評な理由として「乗り換えいらずでストレスフリー」で「LUUPで早く着くルートがある」ことだと紹介。渋谷から六本木に移動する場合を例に挙げ、LUUPは渋谷から六本木まで一直線で移動できる交通インフラであることをアピールしました。

電車だと乗り換えしないといけないところ、LUUPなら渋谷~六本木移動ルートは一直線

 今回のキャンペーンでは、Luupと東京海上ホールディングスが共同制作した「ご利用ガイドブック」を使った安全講習会を4月25日から順次行ない、試乗体験も予定しています。決定している日程と場所は以下のとおり。

5月6日: ヒルトン東京お台場 ※雨天の場合は翌7日
5月13日: 東京ソラマチ
5月14日: ドックヤードガーデン(横浜)

 またLUUPのポートにおいて、スタッフが乗り方や走行ルールのレクチャーを行ない「ご利用ガイドブック」を配布する、ポートでの乗り方ガイダンスもGW期間中(4月30日、5月1日、3日、4日)に集中実施します。会場は渋谷マークシティ、niko and...TOKYOなどで、詳しくは公式Twitter(@Luup_Official)でご確認を。

利用方法や交通ルールが分かりやすく書かれている利用ガイドを配布
以前の試乗会の様子(写真提供:LUUP)

メディア向けに交通安全講習も

「電動キックボードご利用ガイド」に基づいて安全走行に関する説明をするLuup 広報の松本実沙音氏

 発表会の後半はLuup 広報の松本実沙音氏より、安全講習会で行なう走行ルールのダイジェスト版レクチャーがありました。最初に交通ルールの説明、次に電動キックボードの利用方法、アプリ操作方法や走行時の注意事項などが分かりやすく説明され、その後の試乗体験会にかなり役立つものでした。

電動キックボード初体験! 実際に渋谷~明治神宮前を往復してみた

今回のライド開始ポートは「Shibuya 2.22」

 発表会後は実際に電動キックボードに乗って渋谷エリアを走りました。まずLUUPは施錠や解錠、決済すべてアプリ上で行なうためスマートフォンが必須です。ダウンロードしたLUUPアプリ画面に従って名前や電話番号、メールアドレスなどを入力し、クレジットカード登録をします。そして運転免許証の登録と、交通ルールテストを全問正解したら準備完了……いよいよライドです。

 ポートにあるキックボードを選んだらハンドル横にあるQRコードをアプリ内カメラで読み込みます。次に返却ポートを選択。今回は同じ場所に戻ってくる試乗ルートだったので「Shibuya 2.22」を選択しました。

 ちなみに、政府の特例措置のもと、LUUPの電動キックボードはヘルメットの着用は任意となっています。

運転免許証と交通ルールテストの画面
こんな感じで免許証の写真を撮ります

 今回初乗車の率直な感想は「乗り物としてかなり楽しい!」ということ。クルマとも自転車とも違う、まったく別モノの感覚にワクワクしっぱなしでした。お天気もよく、渋谷から明治神宮前のにぎわう繁華街での試乗だったことも起因しているでしょう。風を切ってすぅ~と走る時速15km/hという速さも新鮮でした。新しい目線で「東京」を感じられた気がします。

この日は試乗体験会のためずらっと並んでいましたが、おそらく普段はもっと数は少ないかと
アクセルレバーやブレーキなどの配置。クラクションは鳴らすことはありませんでした

 楽しかった半面、今回のように事前に乗り方や走行ルールを学んでからでないとちょっと心配だとも感じました。

 私は発表会の会場でスタート方法のレクチャーを受けた際、アクセルバーの押し具合の感覚がつかめず急発進してしまい不安になり、(いきなり車道に出て大丈夫だろうか?)と実際のライド開始時はドキドキでした。初めてのライドは、慣れている人が一緒のときや交通量の少ないエリアを選択するなどした方がよいかもしれません。

ハンドル付近にあるQRコードをアプリで読み取ってロック解除
スマホ設置スタンドがあるのでセット。しっかり締めないと途中で緩んでグラグラしてくるので注意

 実際乗ってみて気づいたことは、ライド中はハンドルのスタンドに装着したスマホ画面はほとんど見なかったこと(見る余裕がなかったのが正直なところ)。

 あとは停車しているクルマがあるとそれを避けるために後方車両の確認が必要で、その際後ろを振り向ときが少しだけ緊張します。ちなみに右ハンドルに付いているミラーは視認性があまりよくないので、ほとんど見ていませんでした。

今回は「Shibuya 2.22」というポートから「約1km離れた「niko and...TOKYO」ポートへ行って戻ってくるルートを試乗体験
渋谷区神宮前の「niko and...TOKYO」前にあるポートに到着
再び「Shibuya 2.22」に戻ったときの画面

 自分がよく移動するルートがある場合、そこを電車でもタクシーでも徒歩でもなく、スマホ完結のLUUPの電動キックボードで気軽に移動できるのは、都心ならではのメリットかもしれないと感じた今回の体験試乗会でした。今後、電車だと乗り換えがめんどうだな、でも歩くとちょっとかかりそうというシーンに出くわしたら、LUUPの電動キックボードをぜひ利用してみたいと思います。

ライド終了をタップ
機体を枠内に戻したら写真を撮って終了
今回はクーポンをいただいたので無料でしたが最後に利用料金が表示されます

 街なかでよく見かけるようになったLUUPの電動キックボードが気になっていたという人はGW期間中のキャンペーンを活用して、ぜひこの機会に安全講習会や乗り方ガイダンスのレクチャーを受けてみてはいかがでしょうか。

次はどこを乗ろうかな

「LUUPでワープ!」Twitterキャンペーン

 LUUPでは現在、以下の2つのTwitterキャンペーンを実施しています。

「#この道をワープしたい」Twitter投稿キャンペーン

期間: 2022年4月25日12時00分~5月15日23時59分

LUUP公式Twitterアカウント(@Luup_Official)をフォローしたうえで、「#この道をワープしたい」のハッシュタグをつけて、LUUPで移動したいと思うルートを投稿するキャンペーン。期間中に投稿すると抽選で100名に30分間ライド無料クーポンがプレゼントされます。

「#この道をワープしたい 総選挙」TwitterRTキャンペーン

期間: 2022年5月9日8時00分~5月15日23時59分

LUUP公式Twitterアカウントの該当投稿のリツイート数=投票数として、「どのルートでワープしたいか」を競う総選挙キャンペーン。関東、関西それぞれで1位になったルート近隣のポートは、5月下旬以降の1週間、ライドが無料になります。

(写真提供:LUUP)