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LUUP、特定小型原付の新車両「電動シートボード」を発表。日本初の“座席・カゴ付き”で幅広い年齢層に対応
2024年6月25日 13:14
- 2024年6月25日 発表
Luupは6月25日、幅広い年齢層に対応した特定小型原付の新車両「電動シートボード」を発表した。
電動シートボードは“座席・カゴ付き”の特定小型原動機付自転車で、2024年冬以降、同社のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」内に導入予定(提供エリア未定)。長時間の移動が必要な人や、買い物などで大きめの荷物を持っている人でも乗りやすい仕様になっており、これまで足腰への不安からLUUPを利用していなかった層の将来的な移動手段としても活用を見据え、現在開発を進めている。なお、座席・カゴ付きの特定小型原動機付自転車がシェアリングサービスとして提供されることは日本初となる。
LUUPの電動アシスト自転車、電動キックボードに続く新たな車両である電動シートボードには、さらに“自転車ではない”ことが一目見て分かる「自転車誤認防止デザイン」を適用。2023年7月に「特定小型原動機付自転車」という新たな車両区分を定める改正道路交通法が施行され、“電動キックボード”がより身近な乗り物になった一方で、昨今のフル電動自転車やモペッドなどの登場は利用者自身や周囲の人がそれを自転車だと誤認してしまうという懸念があった。
このため電動シートボードでは交通法規を無視して自転車感覚で乗る利用者を減らすための工夫として、座った際に両脚が車両を跨がない設計を採用。自転車と明確に外観が異なるデザインにすることによって、安全に利用できることを目指すという。
2024年冬以降、シェアリングサービスのLUUPアプリ(Android/iOS版)から、既存の電動アシスト自転車や電動キックボードと同様に利用することができるようになる。