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「銀山温泉 本館古勢起屋」、7月1日開業。大正~昭和期初期のアールデコ様式建造物を改修

2022年3月15日 発表

銀山温泉 本館古勢起屋が7月1日にオープン

 銀山荘は3月15日、山形県尾花沢市の銀山温泉に「本館古勢起屋」を7月1日にオープンすることを発表した。

 約100年前の大正・昭和初期に建築・建て増しが行なわれたと推定されているアールデコ様式の建造物を改修した宿。できる限り古材を再利用したほか、日本伝統の木組みの技を用いて当時のたたずまいを残す。新材を一部使用した部分は、時間が育てる味わいを尊重し、着彩せず色の違いをあえて残しているという。

 1階には土間と囲炉裏のあるロビーラウンジのほか、書家であった同館先代の仕事部屋跡に硯石を使用したお風呂、かつての銀山温泉の洋式を再現したレトロな白いタイル貼り大正風呂を提供する。

 客室は全14室で、川または山に面した和洋室、純和室の2タイプを用意。料金には飲食代を含むオールインクルーシブとなっており、夕食は温泉街にある登録飲食店2店舗から選ぶことができる。

 所在地は山形県尾花沢市大字銀山新畑412。すでに先行予約プランの受付を開始している。

1階ロビー
客室
本館古勢起屋のかつての姿「小関屋」
銀山温泉