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国道453号 蟠渓道路が3月18日延伸。道央~洞爺湖エリアのアクセスがより安全に。残る区間は2025年度開通を予定

2022年3月11日 発表

国道453号 蟠渓道路が3月18日に延伸開通

 国土交通省 北海道開発局 室蘭開発建設部は3月11日、国道453号 蟠渓道路の延長0.7km区間を3月18日11時に開通することを発表した。

 札幌市から伊達市へ至る国道453号の伊達市大滝区~壮瞥町間の延長5.4kmにわたり、主に安全通行確保を目的とした「蟠渓道路」の整備が進められている。2016年に伊達市大滝区北湯沢温泉町~壮瞥町蟠渓間の2.5kmが開通済み。今回、壮瞥町蟠渓地内の0.7km区間が新たに開通する。

 蟠渓道路と並行する現道区間では災害危険箇所や事前通行規制区間、急カーブ・急勾配が多く存在。2016年と今回の開通により災害危険箇所16か所のうち11か所、事前通行規制区間2区間のうち1区間、急カーブ箇所12か所のうち6か所、急勾配区間7区間のうち5区間を回避することができるようになり、札幌や千歳などの道央圏から洞爺湖エリアへのアクセスがより安全になる。

 蟠渓道路は引き続き残る区間の事業が進められ、2025年度に全線が開通する予定となっている。

位置図
洞爺湖エリアの観光周遊ルートとして国道453号
整備効果