長崎市のバス再編。長崎バスと県営バスが共同経営計画を認可申請。4月1日から一部路線の運行一元化など予定

長崎バス（長崎自動車）と長崎県営バス（長崎県交通局）が長崎市域の乗合バス事業共同経営計画の認可を申請

　長崎バス（長崎自動車）と長崎県営バス（長崎県交通局）は3月3日、2022年4月1日からの実施を予定している「長崎市域乗合バス事業共同経営計画＜第1版＞」について国土交通大臣に認可申請したことを発表した。

　長崎市域では、少子高齢化や沿線人口減少による利用者減少や、新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化を受けバス路線再編を検討。長崎バスと県営バスで運行が重複している「東長崎地区」「日見地区」「滑石地区」の3地区を対象に、見直し前とおおむね同程度のサービス水準を保ちつつ、運行の一元化や運行間隔の調整、需給バランスの適正化などにより、収支改善や乗務員の欠員状態改善を図る「長崎市域乗合バス事業共同経営計画＜第1版＞」を策定した。

　このうち、東長崎地区と滑石地区では重複路線の見直しが行なわれ、両者で一部系統の廃止や増便を実施。東長崎地区は県営バス、滑石地区は長崎バスの運行に一元化する。

　計画の実施は2022年4月1日からを予定している。

運行一元化による路線再編の案内

対象路線

東長崎地区

日見地区

滑石地区