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ファーストクラス機内食風のJALのお弁当。宿泊療養施設向けの和食メニューを食べてみた!
2022年2月17日 14:29
- 2022年2月17日 実施
JALは2月17日、新型コロナウイルスのために宿泊療養施設に入っている人に向けて機内食風弁当の提供を行なった。東京都の要請を受けて実施したもので、JALは3日にも同様の取り組みを行なっているため、今回が第2弾にあたる。
この取り組み自体は、東京都知事の小池百合子氏が1月14日の会見で説明しており、宿泊療養施設では「日常と違う・単調になりがち」といった声が上がっていることを受けて、週1回の頻度で特色ある食事の提供を実施している(関連記事「東京都、宿泊療養施設で駅弁や機内食提供。小池知事『食事は重要。工夫しながら感染止めたい』」)。
この機内食風弁当を手がけるのは、JALのファーストクラスの機内食も担当しているTFK(ティエフケー)。本取り組みのために作成したオリジナルのメニューで、前回提供した洋食に続き、今回は和食の献立になっている。提供数は同じく約1500食。
TFKの担当者は、開発時のイメージを「ファーストクラスの機内食」としており、「見た目に華やか、立体的な飾り付け、みずみずしさが伝わるようなメニューであることと、季節感を大切にしつつ、早春をテーマ」にしたという。
実際、今回の和食メニューも春らしい明るく華やかな彩りで、「浅蜊ご飯」には桜の花びらを思わせるアレンジ、「稲荷寿司(青しそ)」は上に乗ったとびこで彩りと食感、「牛蒡サラダ」にはたらこが乗せてあるなど、弁当箱全体の彩りや立体感に加えて、食べていて楽しくなるような仕掛けが施してあるのが特徴だ。単体で売り出してもよいのでは、と思ってしまう。
なお、前回の洋食メニュー提供時には、入所者から「テンションが上がった。残りの療養期間を乗り切れそう」「このような企画の食事は気持ちが安らぐ」「美味しくて感動。元気になったらJALに乗って機内食を食べたい」といった声が寄せられたという。