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米原貨物ターミナル駅の事業中止が決定。アクセス道路の整備事業も中止

2022年2月8日 発表

JR貨物は米原貨物ターミナル駅(仮称)事業の中止を決定した

 JR貨物(日本貨物鉄道)は2月8日、「米原貨物ターミナル(仮称)」事業の中止を発表した。

 名神高速道路、北陸自動車道、国道8号などの幹線道路が集まる交通結節点となっている米原に貨物ターミナルを新設して物流拠点とするべく、米原駅の南側に貨物ターミナル駅とアクセス道路の一体整備を2002年に事業化。

 事業化から約20年を経ているが、鉄道貨物の需要が減少し、事業収支を見込むことが極めて厳しいことから、事業の中止が正式に決定した。

 また、国土交通省が整備する予定だった米原貨物ターミナル駅と国道8号を結ぶアクセス道路も、駅建設中止決定により建設の必要がなくなったことから、同じく事業を中止する。