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ANAとピーチ、2022年度航空輸送事業計画。国内線は2社でコロナ前水準の供給に

2022年1月18日 発表

ANAとピーチは共同で航空輸送事業計画を策定した

 ANA(全日本空輸)とピーチ(Peach Aviation)は、共同で2022年度の航空輸送事業計画を策定した。

 ANAグループは、コロナ禍による移動に対するニーズの変化を見据え、「アフターコロナを見据えたグループ航空事業モデルの追求」を掲げて事業構造改革を推進している。2021年度は、ビジネス需要に強いANAとレジャー需要に強いピーチの特性を活かした運航便の最適配分や、ピーチ運航便でのANAコードシェアを実施した。今回、共同で事業計画を策定することで、それぞれのブランド特性のベストミックスを追求した便設定を推進する。

 国内線は、回復が想定される旅客需要を最大限取り込み、グループ全体で収益の最大化を図る。国際線は、各国の出入国規制や需要トレンドの変化を見極め、柔軟かつ機動的な供給調整を行なう。また貨物事業は、貨物専用機の最大活用と旅客機を活用した貨物専用便の積極的な運航を通じ、増収を図るという。

ANAブランド航空輸送事業計画 国内線
国際線
ピーチ航空輸送事業計画