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JR東日本、短期利用向けにデポジットなしの「Suica Light」発行

2022年1月12日 発表

JR東日本は新たな交通系ICカード「Suica Light」の発行を開始する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は1月12日、新たな交通系ICカード「Suica Light」の発行を開始することを発表した。

 通常のSuicaで必要としている預かり金(デポジット)500円を不要とし、最大6か月の有効期限を設けることが特徴。全国相互地用対象エリアの鉄道やバスなどや、電子マネーとして、通常のSuicaと同様に利用できる。

 短期利用で多くのSuicaを配布したいというニーズに応えるもので、地方自治体における交通費補助事業や、団体旅行での利用などを想定。一般個人への販売は行なわない。

 千葉県四街道市では、Suica Lightを活用して、新型コロナの影響で規制が困難となっている18歳~25歳の四街道市出身の県外居住学生向けに、Suica Lightと市の特産品などを届ける事業を1月下旬から実施する予定。