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陸羽西線「狩川駅」、東北本線「新田駅」の新駅舎、12月に順次供用開始

2021年12月9日 発表

JR東日本は陸羽西線「狩川駅」と東北本線「新田駅」の新たな駅舎の利用を開始する

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月9日、陸羽西線「狩川駅」と東北本線「新田駅」の新駅舎を12月に順次使用開始することを発表した。

 陸羽西線 狩川駅は、1913年に建てられて以来107年が経過した旧駅舎からの建て替え。12月16日17時から使用を開始する。

 新駅舎は木造1階建てで、延床面積は40m 2 。旧駅舎の黒色の寄棟と切妻の組み合わせを継承した外観に、景色を眺望できる大きな窓を設け、内装のベンチなどに木材を活用して温かみをもたせた。駅舎内には乗車券類発売窓口と待合室を設ける。

陸羽西線 狩川駅

 東北本線 新田駅は、1894年に建てられて以来127年が経過した旧駅舎からの建て替え。12月26日始発列車から使用を開始する。

 新駅舎は鉄骨造り1階建てで、延床面積は約39m 2 。渡り鳥の飛来地として有名な伊豆沼、内沼の最寄り駅であることから、新駅舎の片流れ屋根と跨線橋の屋根勾配を対称にすることで、渡り鳥が羽ばたくシルエットをイメージした外観にしている。

東北本線 新田駅

 なお、新駅舎開業記念品として、旧駅舎に使用した木材から作成したコースターまたはマグネットを、各駅100個限定で配布。新田駅では12月26日10時から配布。狩川駅では2022年夏頃の配布を予定している。