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日本気象、「路面凍結予測」提供開始。1時間ごとに路面凍結発生の危険度を確認可能

2021年12月3日 提供開始

日本気象は、路面凍結の発生危険度を確認できる「路面凍結予測」の提供を開始した

 日本気象は12月3日、天気・防災サイト「お天気ナビゲータ」において「路面凍結予測」の提供を開始した。

 路面凍結によるクルマのスリップ事故や歩行者の転倒事故を防止するための情報。全国を対象に、路面温度の予測や、4段階の指数(「危険」「警戒」「注意」「なし」)で表現した路面凍結予測を、マップや表で提供。51時間先まで1時間ごとの情報を確認できる。

 ちなみに、路面凍結予測は、アスファルト舗装のブラックアイスバーン型凍結についての発生危険度を予測するもので、道路観測データや路面凍結による交通事故のデータなどを用いて予測の妥当性についても検証。予測の的中率や捕捉率などを加味して4段階の指数を設定している。

 なお、12月6日からはスマホアプリ「防災アラートPRO」でも、同様の情報提供を順次開始する。アプリでは、設定した市区町村で12時間先までに凍結の可能性がある場合に、通知や速報ニュース枠で知らせる機能を搭載する。

路面凍結の発生危険度を4段階表示
路面凍結予測画面イメージ