ニュース

JR只見線 只見~会津川口の上下分離方式による鉄道事業許可。2022年中の運行再開目指す

2021年11月29日 発表

JR只見線 只見~会津川口間の上下分離方式による鉄道事業を許可

 国土交通省は11月29日、JR只見線 只見~会津川口間の上下分離方式による鉄道事業について、11月30日付けで許可することを発表した。

 JR只見線 只見駅~会津川口駅間は、2011年7月の新潟・福島豪雨により甚大な被害を受け、バスによる代行輸送が行なわれている。2017年6月にJR東日本(東日本旅客鉄道)と福島県が上下分離方式の導入と、鉄道による復旧で合意。福島県が土地や鉄道施設を保有し、JR東日本が同社の車両による運行を担う。

 鉄道事業法の手続きとして、JR東日本が現在の第一種鉄道事業の廃止と第二種鉄道事業(運行)の許可、福島県が第三種鉄道事業(鉄道施設棟の保有)の許可をそれぞれ申請。11月30日付けで許可されることになった。

 同区間は2022年度上半期中の復旧工事完了、2022年度中の運行再開を目指して復旧が進められる。