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「マリンピア神戸」にBBQ施設・展望デッキ&アートガーデン・アスレチックなど計画。三井不動産らが事業優先交渉権者に決定

2021年11月26日 発表

神戸市は「マリンピア神戸土地活用事業」の優先交渉権者に三井不動産、ポトマックを選定した

 神戸市は11月26日、「マリンピア神戸」の充実を図るための土地活用事業の優先交渉権者を、三井不動産を代表企業、ポトマックを構成員企業とするグループに決定したことを発表した。

 本事業は、三井アウトレットパーク マリンピア神戸の北西部、2万m 2 強の未利用地を活用することで、マリンピア神戸の活性化を図るもの。

 地域活力創出に寄与する事業、豊かな海や明石海峡大橋が至近にあるという立地、ラグーンなどの景観的特徴を活かして魅力ある景観の創出に寄与する事業、ラグーン法面などを活用した親水空間や回遊性の創造などコミュニティの交流に寄与する事業、ユニバーサルデザインに配慮した事業、周辺道路を含めた周辺地域の生活環境に配慮した事業、といった基本的な考え方を基に、活用事業者を募集。2者から応募があり、うち1者は辞退。三井不動産を代表企業、ポトマックを構成員企業とするグループが優先交渉権者に決定した。

位置図

 優先交渉権者の提案は「LAGOON COMMUNITY PARK つながりが生まれる場」をコンセプトに、事業用地内を大きく5エリアに分けてコンテンツを展開。

 ラグーン周辺にBBQ施設やライトアップなどのコンテンツを展開する「KOBEフードリゾートゾーン」、イベントや移動店舗/コンテナ店舗などを実施できる「コミュニティゾーン」、明石海峡大橋の景観を活かしたアートガーデンや見晴らしデッキなどを配する「スイーツ&アートガーデンゾーン」、アスレチックやボルダリング、遊具、ドッグランなどを設置する「アクティビティレジャーゾーン」、神戸のシンボル「BE KOBE」のモニュメントを設置する「BE KOBEゾーン」の5エリアで市の魅力発信につながる場を目指す。

 今後、覚書や定期借地権設定契約などの締結、土地の引き渡しを2022年6月ごろまでに終え、2023年5月31日までに着工するスケジュールが示されている。

提案の概要
スイーツ&アートガーデンゾーンのイメージ