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オーストラリア政府、日本人旅行者の受け入れ再開。12月1日から隔離なし

2021年12月1日~ 実施

オーストラリア連邦政府が日本人旅行者の受け入れを再開する

 オーストラリア連邦政府は、日本人旅行者の受け入れを再開すると発表した。

 オーストラリア保健省薬品・医療品行政(TGA)が承認した新型コロナウイルスのワクチン接種が完了している日本国民は、12月1日から隔離期間なしで渡航できるようになる。

 政府による段階的な国境再開措置によるもので、21日にはシンガポールからの隔離なし渡航を開始している。

 対象地域はニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、オーストラリア首都特別地域で、現地到着後にほかの州・準州に移動する場合は、移動規制を確認する必要がある。

 なお、入国にはこれまでどおりビザが必要で、ワクチン接種証明の提示や出発3日以内のPCR検査陰性証明の提示が求められる。

 この措置を受けてオーストラリア政府観光局(TA)は、総局長のフィリパ・ハリソン氏がコメントを出している。

オーストラリア政府観光局 フィリパ・ハリソン氏コメント全文

 本日の発表により、ワクチン接種を完了した日本からの旅行者がオーストラリアに再び渡航できるようになります。オーストラリアの観光産業にとって、最も重要な市場のひとつである日本からの訪問者数を回復させるための重要なステップであり、大変喜ばしく思います。

 オーストラリアは、日本人旅行者に大変人気の旅行先であり、コロナ以前は年間50万人近くが訪れていました。国境再開に伴い、日本からの訪問者を心待ちにしています。TAは、コロナ禍においても、積極的なプロモーション活動を日本で継続してきました。日本からの入国再開に伴い、TAは旅行業界のパートナーの皆様と協力し、日本人旅行者がこれまで以上に素晴らしい旅行を楽しめるためのプロモーション活動を行ってまいります。