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西武鉄道、AIや3D画像解析を用いた検知システムの導入試験を3か所の踏切で開始

2021年12月14日 導入開始

西武鉄道はAIや3D画像解析を用いた検知システムの導入試験を開始する

 西武鉄道は、人や自転車の通行が比較的多い3か所の踏切でAIや3D画像解析を用いた検知システムの導入試験を12月14日から開始する。

 導入する「踏切滞留AI監視システム」と「3D画像解析踏切監視システム」は「人」の検知性能に優れているほか、従来の支障検知装置と比較して容易かつ安価に設置することができるため、踏切の更なる安全性向上が期待できるという。2022年度以降の本格導入を目指している。

 試験概要は、踏切内の異常(主に「人」の滞留)を検知した際に、特殊信号発光機を動作させ運転士へ危険を知らせる機能の検証、カメラにより遠隔でリアルタイムに踏切の状況を把握することでスムーズな安全確認を支援する機能の検証。

 踏切滞留AI監視システムの設置場所は、「池袋線」池袋第9号踏切(東京都豊島区西池袋4-39-7)と所沢第3号踏切(埼玉県所沢市大字久米7-59-12)。試験期間は池袋第9号踏切が12月14日から2022年3月31日まで、所沢第3号踏切が12月16日から2022年3月31日まで。

 3D画像解析踏切監視システムの設置場所は、「新宿線」井荻第2号踏切(東京都杉並区上井草1-33-1)。試験期間は12月21日から2022年3月31日まで。

3D画像解析踏切監視システム