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ツーリズムEXPOジャパン2022、4年ぶり東京開催。開催マエ・ナカ・アトで出展者を支援
2021年11月11日 21:16
- 2021年11月11日 実施
JATA(日本旅行業協会)は11月11日、定例会見で「ツーリズムEXPOジャパン2022」の実施について説明した。説明を行なったのは、理事長の志村格氏、理事・事務局長の池畑孝治氏、ツーリズムEXPOジャパン推進室長の早坂学氏。
ツーリズムEXPOジャパンは、日観振(日本観光振興協会)、JATA(日本旅行業協会)、JNTO(日本政府観光局)が共催する世界最大級の旅イベント。日本各地の観光局をはじめ、海外の各国政府観光局、旅行会社、航空会社などがブースを展開し、最新の観光地やスポット、旅の情報などを発信する。
例年、東京ビッグサイトで開催しているが、東京2020大会を控えて2019年は初の大阪開催、2020年は沖縄で開催しており、2021年は再び大阪を予定していたが、コロナ禍で延期が決まっている(2023年に大阪開催予定)。つまり、東京での実施は2018年以来4年ぶりということになる。
事務局長の池畑氏はコロナ禍で業界が打撃を受けていることを振り返りつつ、「テーマを『新しい時代へのチャレンジ~ReStart~』と掲げ、観光産業の復活再生・経済への貢献を図っていきたい」という。
また、ツーリズムEXPOジャパン2022では「3つの充実」を挙げており、1つは「出展者に対する付加価値の充実」。今までは会場に多くの来場者・関係者が訪れて商談を行なっていたが、その前段階として、公式サイトで出展者の画像やYouTube動画を掲載し(6月~12月)、開催前から接点の構築を行なう。会期中の会場では例年どおりライブ映像配信(アーカイブあり)を行なうほか、自治体と事業者が連携して飲食・物販を行なう場合、会期終了後も通販をフォローする(9月22日~12月)など、開催マエ・ナカ・アトでプロモーションを展開する。
2つめは「リアルとオンラインの充実」。リアル(会場)では、特集エリアに「ワーケーション」「ドライブツーリズム」「星空ツーリズム」「MaaS」「アドベンチャー」「SDGs」などを新設する。物理的に会場に出展できない事業者のために、オンラインのみの出展枠を用意するほか、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド出展も可能になる。
最後は「同時開催イベントの充実」で、JNTOが主催する「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート2022(VJTM2022)」もこれまでどおり行なうが、新たに日本経済新聞社主催の「トラベルソリューション展(仮称)」、朝日新聞社主催の「GOOD LIFE フェア(仮称)」も同時開催する。詳細は今後順次発表していくという。