東京都、予約なしワクチン接種を2会場で10月9日から。小池知事が冬に向けて改めて警戒呼びかけ

東京都 小池百合子知事が定例会見を開いた

　東京都の小池百合子知事は10月8日、定例会見で7日夜に発生した千葉県北西部を震源とする地震や、新型コロナウイルス関連について説明した。

　1編成（うち先頭3両）が脱輪した日暮里・舎人ライナーの復旧に要する期間については、車両・地上設備の損傷度合いを確認してからの公表になるという。また、今後1週間程度の間に同程度の地震が発生する可能性もあるため、引き続き警戒を呼びかけた。

　新型コロナウイルス関連では、都の医療提供体制警戒レベルが1段階下がったことや、ワクチン接種状況（10月6日付）が1回目摂取済みは76.0％、2回目が67.0％になっていることなどを紹介。

　そして10月9日から、予約なしのワクチン接種も開始する。会場は「NHKフレンドシップシアター」と東京駅地下の「行幸地下ワクチン接種センター」で、ワクチンはいずれもモデルナ製。実施時間は14時～19時で、身分証明書と接種券が必要。

　小池知事は、感染症が流行しやすい冬を迎えることを受けて、改めて「感染しない・させない」を呼びかけている。

　会見ではこのほか、恩賜上野動物園で誕生した双子のジャイアントパンダの名前が「シャオシャオ（暁暁）」「レイレイ（蕾蕾）」に決定したことを発表した。