ニュース

アメリカ入国にワクチン接種義務づけ。成人対象で11月初旬から

2021年9月20日(現地時間) 発表

アメリカ政府が入国する外国人にワクチン接種を義務づけると発表

 アメリカ政府は9月20日(現地時間)、アメリカへ入国する外国人にワクチン接種を義務づけると発表した。成人の旅行者が対象で、実施は11月初旬から。

 ホワイトハウスのジェン・サキ(Jennifer Psaki)報道官は会見で、国際旅客からの新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために「厳格なプロトコルを導入する」と表現した。

 また、これを受けて官房長官の加藤勝信氏は定例記者会見で「具体的にどの種類のワクチンを対象にするのか、どの国が対象になるのかなどは明らかになっていないと承知している。日本としては米国政府と緊密に連携しながら、日本人の渡航にできるだけ不利益が生じないように、また身体的理由などでワクチンを接種できない人が不利益を被らないように働きかけを行なっていく」とコメントしている。