新宿駅に線路上空をまたぐ東西デッキや東口/西口駅前広場を整備。東京都が事業着手。2035年度の一部完成目指す

東京都は、「新宿駅直近地区土地区画整理事業」の事業計画を決定した

　東京都は7月7日、「新宿駅直近地区土地区画整理事業」の事業計画を決定し、同事業に着手することを発表した。

　新宿駅直近地区では、東西の移動がしにくいことや、人の滞留空間が不足していること、駅や駅ビルの老朽化しているなどの課題があり、駅ビルの建て替えを契機とした敷地整序を行ないながら、東西を結ぶ「東西デッキ」の新設や、人中心の利活用を想定した「西口駅前広場」「東口駅前広場」を設けるなど、「新宿グランドターミナル」として再編を図っていく。

　今後、2023年度に東西デッキと東西駅前広場を一部完成させて線路上空の新たな東西往来を確保し、2046年度の事業完成を目指す。

整備概要図