和歌山電鐵初の硬券乗車券を1月23日発売。改札は猫の肉球パンチ

和歌山電鐵で初めてとなる硬券乗車券を1月23日発売。肉球型の改札鋏も特注

　和歌山電鐵は1月18日、同社初の硬券式往復普通乗車券を1月23日に発売することを発表した。

　新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなかで、路線維持継続を通じて地域活性化の一助となるべく、沿線自治体らの支援を活用して需要回復に取り組む「“キシカイセイ”プロジェクト」の一環。

　往復普通乗車券はA型硬券で、発売日から2日間有効。大人券のみを3区間発売する。区間と料金、販売場所は下記のとおり。

・和歌山駅～貴志駅（往復）：820円、和歌山駅9番ホーム窓口
・和歌山駅～伊太祈曽駅（往復）：640円、和歌山駅9番ホーム窓口
・伊太祈曽駅～貴志駅（往復）：640円、伊太祈曽駅

　乗車券使用時のパンチには、肉球型の改札鋏を特注。貴志川線ならではの特別感を演出する。

　また、伊太祈曽駅が最寄り駅となる道の駅・四季の郷公園のフードハンターパーク「火の食堂」で、伊太祈曽駅乗降の往復乗車券提示により1500円以上購入時にドーナツ1個をプレゼントする特典も提供する。