小池都知事、2度目の緊急事態宣言で会見。鉄道各社の終電時刻繰り上げを前倒しに

東京都知事の小池百合子氏（東京都YouTubeチャンネルより）

　東京都知事の小池百合子氏は1月7日、政府が緊急事態宣言を発出したことを受けて臨時記者会見を開いた。

　同日発表の感染者数が「2477人」と過去最多となった東京都としては「危機的であり深刻」な状況にあり、「人の流れを止めること」が重要であると説明。20時以降の不要不急の外出を自粛し、買い物や通院などの外出も短時間でと呼びかけた。

「週3日・社員の6割以上」のテレワーク実施、ローテーション勤務などにより「出勤者数の7割削減」を事業者に対して要請していく。さらに3月のダイヤ改正で終電時刻繰り上げを発表している各鉄道事業者に対しても、エッセンシャルワーカーにも配慮しながらも前倒しを要請していくとした。ダイヤ改正、各種プログラム、広範囲の乗り入れなど早急の対応が困難なところもあるが「ご協力いただけると考えている」と述べた。

　飲食店への営業時間短縮要請は、5時から20時まで、酒類の提供は11時から19時までとし、その対象エリアを“島しょ地域を含む”都内全域であるとした。