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調布市の道路陥没、中間報告で外環道トンネル工事が要因の1つと推定

2020年12月18日 発表

中間報告での要因分析

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は12月18日、調布市内で発生した地表面陥没についての「第5回 東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会」の会合で示された中間報告の内容を発表した。

 中間報告では、シールドマシンによるトンネル建設工事が陥没の要因の1つである可能性が高いと推定されると分析。ただし、陥没や空洞が形成された要因の特定には至っておらず、調査を継続し、メカニズムを特定する必要があるとしている。

 こうした報告を踏まえ、NEXCO東日本では、沿線住民に対して状況を説明した上で個別に補償を行なっていく方針を示した。また、メカニズムが特定され、対策がとれる状態になるまでは、建設工事を見合わせるとしている。