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デンソーとJR東日本、交通系最速読み取りの自動改札機向けQRコードリーダー開発。スマホ表示のQRコードへの対応も
2020年9月7日 14:31
- 2020年9月7日 発表
デンソーウェーブとJR東日本メカトロニクスは9月7日、デンソーウェーブの従来製品と比較して読み取り速度を約1.5倍に向上させたQRコードリーダーを開発したことを発表した。
自動改札機における利用者の通過をスムーズにすることが、交通サービスの乗車券として利用するうえで重要になることから、QRコードリーダーの読み取り速度向上と読み取り範囲拡大を目的に両社が共同で研究開発したもの。
従来製品比で読み取り速度を約1.5倍、読み取り範囲を約2倍に向上するとともに、スマホのディスプレイに表示したQRコードも、紙に印刷したQRコードと同等の速度で処理を行なえるという。
また、QRコードリーダーのサイズは自動改札機に組み込める80×120×50mm(幅×奥行き×高さ)へと小型化している。
今後、製品化に向けて鉄道事業者などの交通事業者各社に対し、鉄道/交通におけるQRコードを用いた新しいサービスの利用を提案。活用・導入の実現に向けた取り組みを進めていく予定としている。