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気象庁、7月11日以降も関東甲信~九州にかけての広い地域で大雨に警戒呼びかけ。高速道路も通行止め開始の可能性を告知

2020年7月10日 発表

気象庁は令和2年7月豪雨の今後の見通しを発表。画像は7月3日~10日9時の降雨量(画像:気象庁)

 気象庁は7月10日14時、令和2年7月豪雨に関する今後の見通しを発表した。NEXCO中日本(中日本高速道路)とNEXCO西日本(西日本高速道路)は7月11日にかけて通行止めの可能性がある区間を公表している。

 気象庁では、梅雨前線上の低気圧が11日かけて日本海を北東へ進み、前線の活動が活発になる見込みとして、西日本と東日本、東北地方では11日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨となるおそれがあるとするほか、12日以降も前線の活動が活発な状態が続き、大雨となるおそれがあるとしている。

 予想雨量は、九州北部で11日12時までに300ミリ、12日12時までに200~300ミリなどと予想され、東北地方、近畿地方を除く関東甲信から九州南部の広い地域にかけて、11日も大雨の警報級となる可能性が高いとしている。

気象庁が7月10日14時に発表した7月11日以降の見通し(画像:気象庁)

 こうした予報を受け、NEXCO中日本では、11日午前中に東海北陸自動車道(E41)荘川IC(インターチェンジ)から飛騨清見ICで通行止めの開始となる見込みを発表しているほか、NEXCO西日本でも九州を中心に再び多くの区間で通行止めとなる可能性があると発表している。

NEXCO中日本が7月10日18時に発表した今後24時間に通行止めの可能性がある区間
NEXCO西日本が7月10日17時に発表した今後24時間に通行止めの可能性がある区間