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JR九州、7月豪雨の被災状況と復旧の見通しを発表

2020年7月21日 発表

JR九州が7月豪雨の被災状況と復旧の見通しを発表

 JR九州(九州旅客鉄道)は、7月の豪雨による被災状況と復旧の見通しを発表した。久大本線と肥薩線では復旧にかなりの時間を要する見込み。

 肥薩線では、20日時点で全体の被災件数が450件となっており、鎌瀬駅~渡駅間では多数の土砂流入や道床流出などが発生。21日時点においては、八代駅~真幸駅間の復旧の見通しは立っていない。

 次いで145件の被災が確認されている久大本線では、運転を見合わせている日田駅~向之原駅間のうち、日田駅~豊後森駅間が8月8日、庄内駅~向之原駅間が8月末にそれぞれ運転を再開する予定とされている。

 鹿児島本線では、長洲駅~植木駅間(熊本地区)が8月3日、川内駅~鹿児島中央駅間(鹿児島地区)の串木野駅~鹿児島中央駅間が7月27日、川内駅~鹿児島中央駅間が8月1日にそれぞれ運転再開を予定している。

肥薩線の被災状況
鹿児島本線・久大本線の被災状況(7月13日発表)