ニュース
WWFジャパン、気候危機が進んだ47都道府県の未来を描いた「未来47景」公開
2020年6月25日 10:00
- 2020年6月25日 公開
世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、6月の環境月間に合わせて47都道府県の今世紀末の未来が見られる特設Webサイト「未来47景」を公開した。
地球温暖化は「気候危機」と言われ、国際社会が十分な対策を取らなければ21世紀末には約4度の気温が上昇し、台風の強大化や猛暑に伴う熱中症患者の増加など多くの影響が懸念されている。
同Webサイト開設は、世界的な気候変動による危機が身近な場所でも進行していることを周知するために実施する。都道府県名を入力すると、その地域の未来をイメージさせるイラストと解説が表示される。
例えば東京都では、東京スカイツリーが強大化する台風による洪水で水に浸ってしまったり、埼玉県では気温上昇によって暑さで有名な熊谷の温度計がMAXに振り切れてしまったりと、都道府県別で起こりうる気候危機を描いている。