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アイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」が北海道白老町に7月12日開業

2020年6月19日 発表

北海道白老町の「民族共生象徴空間(通称:ウポポイ)」の開業日が決定

 内閣官房、文部科学省、国土交通省 北海道開発局は6月19日、新型コロナウイルスの影響で開業を延期していたアイヌ文化復興の中核施設「民族共生象徴空間(通称:ウポポイ)」を、7月12日に開業することを発表した、

 北海道白老町に開業するウポポイは、「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」から成る施設で、アイヌ文化を発信するとともに、文化復興の中核的役割を担う。

 当初は4月24日の開業を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期。これまで感染症対策を講じ、地元の白老町向け内覧会などを実施してきたが、開業日を正式に決定。併せて、開業前日となる7月11日に、内閣官房長官、国土交通大臣、文部科学大臣主催の開業記念式典を開催することも発表した。