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NEXCO各社、高速道路休憩施設の駐車マス拡充。2020年度は約810台拡充予定

2020年6月18日 発表

混雑状況の事例(E1東名 海老名SAの時間別滞在台数)

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)は、高速道路の休憩施設で駐車マス拡充の取り組みを進めている。

 これまで、深夜帯における大型車の混雑や駐車利用の集中による混雑、不適切な駐車マスの利用などの駐車エリアに関する課題が見られた。これらを受け、2019年度は駐車マスの整備、普通車と大型車のいずれも利用可能な「兼用マス」の整備、駐車マスの適正利用の呼びかけなどを行なっていた。これにより、2019年度内に約1350台の駐車マスが拡充された。

E1A新東名・E1東名の時間帯別・休憩施設別混雑状況
不適切な駐車マスの利用
駐車マスの増設状況(E1A新東名 静岡SA)
普通車と大型車いずれも利用可能な兼用マスの整備
経路分岐部の車種別満空表示板
本線の車種別満空表示板
駐車マス適正利用の呼びかけ
兼用マス利用方法の呼びかけ

 2020年度は、全国53か所のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)で新たに約810台の駐車マスの整備を行なう予定。また東名・新東名の全休憩施設に、ETCを活用した路車間無線通信により駐車場の車種別満空情報をリアルタイムで把握、情報提供を行なう装置を設置し、ほかの主要道路への設置も検討する。

2019年度の拡充数と2020年度の主な拡充数
ETCを活用した満空情報や混雑情報の提供
2019年度の駐車マス拡充数
2020年度の駐車マス拡充数